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EXマニ等を純正流用することで低コスト化
純正キャタライザー装着で車検にも対応!
ステージ問わず、走りを楽しむためのチューニングを提案し続けるコペン専門チューナー“も。ファク”。そんな同ショップが、ハイパワー志向の新旧コペン乗りに向けて展開している“裏メニュー”的な過給機システムの存在をご存知だろうか。その名も「おっさんターボキット」だ。
この製品は、“CADカーズ”の「CAD・TD025LL改SPLタービン」をベースにしたターボキットだ。タービン本体は、ブレードの形状と枚数を最適化することで、低回転域のレスポンスアップと高回転域のパワー追従性アップを実現している。
EXマニやタービンアウトレットは純正品(加工)を使い、コストを抑えているのも大きなポイント。インストール時に、純正キャタライザーとアウトレットを一体化する加工を行えば、車検も問題なくパスできるそうだ。
「これまで様々なタービンを使ってきましたが、扱いやすさとパワーのバランスはダントツですね。純正カムとの相性も良く、145psくらいまでを狙うならお勧めですよ」とは、“も。ファク”代表の森本さん。
ちなみに、おっさんターボキットを導入したLA400Kは、シャーシダイナモテストであっさりと最高出力136ps/最大トルク17kgmをマーク。特に3500rpmからの図太いトルクフィールは絶品で、まるで排気量アップを行ったかのような力強さを感じさせてくれるほどなのだ。
気になる価格については、タービン単体価格が16万8000円、“も。ファく”でインストールを依頼した場合は総額39万8000円〜(仕様によって変動する)とのことだ。もちろん、ターボパワーを活かすためには冷却系や駆動系のアップグレードも必要だが、新旧コペンで走りを極めたいオーナーには要チェックの製品と言えるだろう。
●取材協力:も。ファク 兵庫県川西市東畦野2-1-8 TEL:072-791-5559
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も。ファク
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