「話題のケミカルを実車テスト!」排ガスのクリーン化が車両保護と性能アップの両方に貢献!?

エンジンレスポンスと滑らかさに変化!

3〜4ヶ月ごとの施工で効果が持続!

世界的に排気ガスに対する意識が高まっている昨今、注目されているのが燃料添加剤である。そんな中、スーパーGTやスーパー耐久などのレースカーメンテナンスを手がける“クインゲルト”がイギリスの燃料添加剤「CATACLEAN(キャタクリーン)」の正規輸入販売元となった。

ガソリンエンジン用

従来の製品はインジェクターやバルブ、ピストン、燃料系などエンジン内部のみを洗浄するものが多かった。しかしキャタクリーンは、燃焼によって特殊成分が生成され、それがタービンや触媒、排気系センサーなどを循環することで排気系までクリーンにしつつ、有害ガスも削減できる。

またその過程で触媒の詰まりなども抑えることができるため、エンジンや排気系の長寿命化や効率アップにつながるのである。

今回はテストとしてレクサスIS 200tとE36 M3の2台に対し、それぞれガソリン30Lに対し2本のキャタクリーンを注入。その後ISは一般道や高速道路で約900km、M3はクローズドコースでの全開走行も含めて約400kmの走行テストを行なった。

まず2.0L直噴ターボのISは、ブーストのかかり始めや回転の上昇が滑らかに。また以前より少ないアクセル開度で前に転がっている印象がある。長距離の高速巡行では、わずかながら燃費の向上も得られた。

一方、年季の入った3.2L直6のM3は、元々トルクフルで滑らかかつレスポンスも良いので如実な効果を感じるのは難しかった。しかし、日を追うごとに吹け上がりは軽やかに、車速の乗りも良くなったと感じられる。本来ガソリン15Lに1本、3〜4ヶ月ごとに施工していく本製品。長期的な使用による効果の違いに期待しつつ、その模様も改めてレポートしたい。

ハイブリッド車用
ディーゼルエンジン用

なおラインナップはガソリンエンジン用に加えてハイブリッド車用とディーゼルエンジン車用も展開されており、価格はいずれも4180円。使用方法はいずれの製品も同様となる。

●問い合わせ:クインゲルト 静岡県富士市伝法415-1 TEL:0545−67−0109

【関連リンク】
CATACLEAN
https://cataclean.com/ja/
クインゲルト
https://kingelt.com/

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