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400Rだけでなく300GTにも装着が可能
実戦から生まれたフェニックスパワーの新兵器!
RV37型スカイラインが秘める可能性を高く評価して、モデルデビュー直後からチューニングに取り組んでいる“フェニックスパワー”。
ワークスカー(400R)は、ブーストアップ仕様ながら最高速295.50キロ(2021年2月)をマークするまでに進化を遂げているが、その中で浮き彫りになった問題点が、水冷式インタークーラーの容量不足に起因する吸気温度の上昇だった。
今回紹介する「大容量ヒートエクスチェンジャー」は、そうしたVR30DDTTエンジンのネガ部分を完全払拭しつつ、さらなるパワーチューンを後押しするために誕生したパーツだ。
RV37型スカイラインの水冷式インタークーラーは、ラジエター前にヒートエクスチェンジャー(熱交換器)を備えている。フェニックスパワーではそのヒートエクスチェンジャーの厚さを15mmから35mmへと拡大。さらにアルミ3層構造とすることで、吸気温度上昇速度の大幅な遅延に成功したのだ。
「効果絶大ですよ。ノーマル状態でサーキットを走ると、一瞬でフェイルセーフが介入するレベルまで吸気温度が上昇してしまいます。でも、このヒートエクスチェンジャーを組んで的確なECUチューンを行えば、安定した連続周回が可能になります」とは、フェニックスパワー横山代表。
価格は400R用が11万8800円、300GT用が12万6500円となる。パワーチューンを画策中のオーナーは、導入を検討してみてはいかがだろうか。
●問い合わせ:フェニックスパワー 福井店:福井県坂井市丸岡町朝陽2-317 TEL:0776-67-2980/京都店:京都府久世郡久御山町佐古外屋敷37-2 TEL:0774-48-1157
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フェニックスパワー
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