目次
世界に名を馳せるアーティシャンスピリッツの最新作
北米で流行しているトラックスタンスを意識したデザイン
SEMAショー2019でワールドプレミアを果たし、その後の東京オートサロン2020でも話題になったアーティシャンスピリッツのGRスープラ用エアロ“スポーツライン・ブラックレーベル ステップ1”。
フロント、サイド、リヤ、トランクスポイラーにフェンダートリムを加えた最小限の5点構成だったが、今回紹介するのはそのエボリューションモデルにあたる“ステップ2”キットだ。特徴は、北米を中心に流行しているトラックスタンスを意識した“走り”の要素を多分に投入していること。細部を見ていく。
純正バンパー下部に追加することでスポーティさを強調するフロントアンダースポイラー(FRP:6万5000円/カーボン:13万5000円)はステップ1と共通。新作のカナード(FRP:3万6000円/カーボン:8万6000円)を追加することで攻撃的なフロントフェイスを構築する。
リヤバンパーは純正だが、両サイドにカーボン製リヤサイドディフューザー(FRP:5万円/カーボン:13万円)を追加することでボリューム感をアップ。エキゾーストマフラーもアーティシャンスピリッツのオリジナル(45万円)。車検非対応の競技用となるが、美しいチタングラデーションがリヤビューに彩りを添える。
純正サイドステップの底面に追加するサイドアンダーディフューザー(FRP:8万8000円/カーボン:16万円)もカーボン製を用意。後付け感の無いデザインでありながら、純正とは一線を画すシャープさを持っている。
レーシーなスタイリングには欠かせないハイマウントウイング(FRP:12万円/カーボン:19万8000円)もステップ2で新設定。3D形状でリヤにかけて跳ね上げたデザインが個性的だ。
構造変更を受けずに車検を通すことができる片側8mmワイドのフェンダートリム(FRP:12万5000円/カーボン:28万5000円)もカーボン仕様へとアップデート。撮影車両が装着しているホイールは、アーティシャンスピリッツ・コラートA5の20インチだ。
さらに、フロントフェンダー後端に装着するダクトパネル(FRP:5万6000円)も新作が与えられている。
センターとサイドに大きなアウトレットダクトを配したエアロボンネット(28万円)は、ヒート傾向が強いGRスープラにおいて欠かせないパーツだ。ボンネットサイド後端のダクトカバー(FRP:3万3000円/カーボン:8万円)も設定されている。
どこを取っても無駄がなく、トータルフォルムは美麗の一言。まるでメーカーが手掛けるコンプリートカーといっても過言ではないほどの、まとまり感を実現してきている。
なお、アーティシャンスピリッツでは、エアロパーツのみならず新車コンプリートの販売も行っており、ブラックレーベル仕様のGRスープラを割安で手に入れることも可能。最初から完成されたスタイリングでGRスープラの走りを楽しみたいユーザーは、問い合わせてみてはいかがだろうか。
●問い合わせ:アーティシャンスピリッツ TEL:048-422-4841
【関連リンク】
アーティシャンスピリッツ
http://www.artisanspirits.co.jp