【粟野如月コラム】「中国に新たな国際サーキット誕生!」河南省のドリフト大会にゲストとして参戦してきました【KISA’s DRIFT LIFE vol.102】

中国では年イチのペースで国際サーキットが増殖中!?

開設を記念したイベント『City Drift Battle』にゲスト参戦しました

中国の河南省に、この春“鄭州国際サーキット”という新しいサーキットが誕生しました。そのオープニングイベントである『City Drift Battle』(通称:CDB)に、ゲストドライバーとして参戦してきましたよー!

ちなみに、イベントの審査員は“織戸学”さんとD1GPにも参戦していた台湾人ドライバーの“アーツー”さんでした。

北京空港から新幹線で約2時間半。新しいサーキットなので驚くほど綺麗! そして国際格式のサーキットだけあって、とても広いコースでした。中国では、近年モータースポーツブームがさらに加速しているそうで、年イチのペースで新しいサーキットが誕生しているのだとか。

イベントのドリフトコンテストは、OPEN/PRO/AMの3クラスに分かれていて、私はAMクラス(ノーマル馬力限定クラス)に参戦。お借りしたマシンは真っ黒のER34! エンジンは1JZ-GTEに載せ換えられていました。

全クラスで約80台のエントリーがあり、練習走行の順番もなかなか回ってきません..。丸一日あった初日の練習で走れたのは8周くらいでしたが、その限られた時間の中でセッティングや走りの組み立てをしていくのは、独特の緊張感がありましたよ!

今回デュアル開催でイベント2日目が1戦目の予選だったのですが、その予選の最中にハプニング発生。コースが広いので、審査はモニターで行われていたのですが、その中継システムが故障…! 映像が審査員に届かなくなってしまい、現場は大混乱! スケジュールは激押しとなり、私はすでに出走待機エリアに呼ばれていたためコース上で待っていたのですが、いつになっても始まらない…。気付けば2時間ですよ!

何とか1本走りましたが、意識が朦朧としているのを感じたので緊急ピットイン。熱中症になってしまいました..。本来なら予選の後に続けて追走が始める予定でしたが、スケジュールが押したことで追走は翌日に変更になったので助かりました! 今となっては思い出のひとつですが、これが今回の大会で一番辛かった出来事です(笑)

翌日は、第一戦の追走と第二戦の単走が行われました。前日の予選を6位で突破できたのですが、追走のベスト16戦で後追い時にミスしてあえなく撃沈! 残念!

そして2戦目。前日とは異なり、気温も少し低かったので元気一杯です(笑) 迎えた単走、ER34で自分ができる精一杯の走りをした結果、何と予選は2位通過!やりましたぁぁあ!! そのままの勢いで追走トーナメントも勝ち上がりたかったのですが、ベスト16戦でまさかのパワステトラブルが発生! ドリフトできない状態になってしまい、またもや敗北(泣) 悔しい!

ということで、結果は2戦ともベスト16止まりとなってしまいましたが、単走も表彰して頂いたので表彰台に立つことができました。さらに、女性ドライバーの奮闘賞のようなものもゲット!

中国のドリフト大会参加は今回が初でしたが、クルマ遊びは万国共通。言葉の壁なんて関係ないんだなぁと、改めて思いました。441B.W.チームの皆さん、主催者さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました!

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