「韓国からマシンを持ち込んだ猛者も登場!」オールジャンルカーミート『クリーンカルチャー』イベントレポートPart.1

フェリーを使用して韓国から自走でイベント参戦の猛者も!

5月28日に日本(千葉県のロングウッドステーション)で初開催されたニューヨーク発祥のドレスアップミート“クリーンカルチャー”。栄えある第一回目の参加台数は書類審査を通過した200台! ここでは個性溢れるユーザーチューンドをピックアップして紹介していく。

韓国から参加したドリ専ヒュンダイジェネシスクーペ

韓国在住のオーナーが、カルネ(日本で登録する必要はなく自国登録のままで日本国内を走行することができる制度)を利用して持ち込んだヒュンダイジェネシスクーペ。

オーナー曰く、方向性はストリート兼ドリフト仕様とのこと。2.0L直4ターボエンジンはブーストアップで300psまでドーピングし、ブレーキにはドリ車の定番である油圧サイドも導入。エクステリアは、米国ADRO(エイドロ)製のワイドボディキットとボルクレーシング21C(F10.5Jプラマイ0 R10.5J−25)のコンビネーションで華麗にドレスアップ済みだ。

同じく韓国から自走で参戦したE46型M3

こちらのE46M3も、カルネを利用して持ち込まれた一台。聞けば、オーナーは年に一度のペースで日本のカーイベントに参戦しているという猛者だ。

3.2L直6のS54エンジンは、ESS製スーパーチャージャーの搭載によって600psまでパワーアップ。冷却系には、水とエタノールを混合した液体を燃焼室に噴射することで燃焼室温度を下げる“ウォーターインジェクション”も装備するなど、安心して走りを楽しめる作り込みだ。

ワイドボディはTRA京都のパンデムを採用。ホイールは、PCDチェンジャーを使用して深リムのボルクレーシングTE37V(サイズ不明)を履く。

細部の美しさに拘ったレフトハンダーZ31

Tバールーフを開け放ち、エクステリアだけでなくインテリアのメイキングもアピールしていたZ31。レフトハンダーの北米仕様車がベースだが、ここまで極上のコンディションを保っているのは、ひとえにオーナーの努力と熱意の賜物だろう。センターコンソールには液晶モニターも備えるなど、近代化改修も行われる。

燃料系の作り込みも凄まじいレベル。フューエルタンクはラディウム製に置き換えられており、それぞれのユニットはブラックアウトしたアルミのプロライナーで接続する拘りようだ。

1JZ&エアサスで速さと低さを叶えたS13シルビア

トヨタの直6ターボエンジン“1JZ-GTE”を美しくインストールしたS13シルビアの登場だ。エンジンルームの美観も徹底追求し、サイクルフェンダー化やシェイブドベイなど、最新のカスタムトレンドも積極的に導入している。

足回りはK-SPORT製のエアサスで究極のローダウンスタイルを実現。コンプレッサー類はリヤシートを潰して造られたパネルの上にセットされる。足元で存在感を主張するホイールは、クロームメッキ仕様のSSRプロフェッサーSP1だ。

Part.2へ続く

Photo:Akio HIRANO
●取材イベント:Clean Culture JAPAN 2023

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