「最新電子制御からキャブまでマルチにこなす旧車の匠!」オートサービス・キシモト【SPECIAL SHOP】

エンジンセッティングに豊富なノウハウ!

九州エリアの旧車乗りが集うプロショップ

福岡県は春日市に存在する“オートサービス・キシモト”。福岡の旧車界隈では知られた存在の岸本さんが営むチューニングショップだ。

「例えばこのケンメリ、エンジンはトルクがあって軽快。日々快適に乗れるようLINKのECUでセットアップ。ダイレクトイグニッション化やジェンビーのスロットルキットでストレートに近い吸気経路になっているのもポイントですね」と楽しげに語る。

L28が入手困難で高騰したこともあり、最近のストリートチューンの定番となってきたのがL20改2.6L仕様。ピークパワーを比べればL28改3.1Lには敵わないが、ストリートチューンとしてのフィールは遜色ない。

マフラーはフジツボ製のGC10用を加工したデュアル仕様。エキマニとの接合部にバルブをセットし、帰宅時の消音性を高めている。

現在、室内の作業中だったサンマルZは同様のL20改2.6Lだが、オーソドッックスなキャブ仕様。もちろんオートサービス・キシモトは、キャブセッティングも大の得意。キャブにはキャブなりの魅力と独特の乗り味があるのだが、燃費や万能性などを考えて近年はインジェクション仕様が好まれる傾向だという。

「メカもやりますが、私が最も得意とするのはエンジンセッティング。キャブ時代にイロハを学び、その後フルコンを使いこなせるようになりました。新しいセッティングも意欲的に取り組んで身に付けています」と岸本さん。

還暦を過ぎた今なお衰えないチューニングへの熱意。多くのユーザーを惹き付ける理由は、そんな岸本さんの熱いハートにあるのだろう。

●問い合わせ:オートサービス・キシモト 福岡県春日市一の谷1-183 TEL:092-588-6311

【関連リンク】
オートサービス・キシモト
https://www.facebook.com/as.kishimoto/?locale=ja_JP

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