7月17日、LEXUSは、同ブランドミニバンのフラッグシップである「LM500h」を一部改良し、全国のレクサス店から2025年8月1日に発売することを発表した。
より静かに、さらに便利に
今回の変更内容は地道なもので、すべての乗員がより自然体でくつろげる居住空間を提供するための静粛性向上と、4人乗りEXECUTIVEに限られるが、快適性と操作性向上に主眼が置かれている。
静粛性向上策は、リヤホイールハウスやバックドアまわりに制振剤と吸音材を追加・拡大し、リヤタイヤからのロードノイズ、バックドアからの振動音を低減した。
EXECUTIVEについては、後席乗員が自然な着座姿勢でパワースライドドアスイッチを操作できるよう、これまでリヤオーバーヘッドコンソールに配置されていたスイッチをリヤセンターコンソールに移動した。
また、スイッチの移動に伴い、リヤオーバーヘッドコンソールにはダウンライトを新たに追加。ダウンライトが室内を明るく照らすことで、乗車時、乗員の迎え入れを演出するのと、夜間に足元を照らして暗がりでの乗降をアシストする。
他に、リヤセンターコンソールに新たにスマートホンや小物などを置けるトレイを設置し、利便性を高めた。
EXECUTIVE（4座仕様）、version L（6座仕様）の両仕様に於いて、各種室内照明の照度の上限を上げている。これにより、室内を好みに応じた明るさに調整することができるようになった。
車両本体価格は以下のとおり。
機種構成は不変。
version Lの価格も変わっていないが、EXECUTIVEのみ10万円値上げされている。
【LM500h 車両本体価格】
・version L 1500万円
・EXECUTIVE 2010万円
