汚れが少なければシートタイプ、広い面積にはスプレータイプがおススメ

まず手軽なのはシートタイプの虫汚れクリーナーだ。「フクピカ 虫・フン取りシート強化タイプ」はオレンジオイル配合により、虫の死骸や鳥のフン、樹液などをふやかしながらスッキリ落とすことができ、通常の洗車シートよりも虫汚れに強い。

シートタイプの虫取りクリーナー、SOFT99『フクピカ 虫・フン取りシート強化タイプ(実勢価格:498円前後/税込)』。

シートの場合、それだけで完結するのが強みで、出先でもさっと使えるし、虫汚れが付いてすぐの場合や、あまり汚れが多くない場合には効果的だ。

汚れが頑固にこびりついている場合や、面積が広い場合には、専用のクリーナースプレーが便利だ。例えばKUREの『プロクリーン虫とりクリーナー』は、酵素の力で虫汚れを強力に落としてくれる。コーティング施工車の場合は、コーティングに優しいタイプの虫とりクリーナーも発売されているので、そういうものをチョイスするといいだろう。

酵素の力で虫汚れを協力に落とす、KURE『プロクリーン虫とりクリーナー(実勢価格:768円前後/税込)』。

ツール併用でさらに楽に、仕上がりもヨシ!

虫汚れを落とす際には、ケミカルだけでなく、頑固な汚れ落としに強いツールも併用すると、より楽に落とすことができる。例えばソフト99の『リムーバースポンジ』は、高密度で立体的に編み込まれたアクリル繊維を表面に使用していて、虫汚れなどをからめとって除去できる。洗剤なしでも汚れが落とせることをうたっているので、汚れがこびりついていなければ水洗いだけで落とせるが、頑固な汚れに対しては虫汚れクリーナーと併用すれば、より効果的だ。

SOFT99『リムーバースポンジ(実勢価格:450円前後/税込)』は、頑固な汚れを落としたいときに最適だが、コーティング被膜にも優しい。

こういったケミカル、ツールを組み合わせて使えば、頑固な虫汚れも、楽しく……とはいかはないが、最小限の不快感で落とすことができる!