朝から予選! 土曜日はいよいよ“レースの日”
快晴に恵まれた2日目。日中はTシャツ&短パンでも過ごせるほどの陽気で、会場は朝からかなりの賑わい。金曜日とはうって変わって人、人、人……。ゲートを通過してから駐車場所へたどり着くまで30分以上かかりました。
「いや、待つ時間も楽しまないと」と気持ちを切り替えれば、周囲には同じようにMotoGPを楽しみにやってきたバイク乗りがいっぱい。すでに駐車場へ向かう段階からイベントは始まっている感じです。

土曜日のMotoGPクラスは午前中に公式予選、午後3時から12周で争う「スプリントレース」。Moto3、Moto2クラスの予選なども行われ、タイムスケジュールを確認しながらブースや施設を見て回る、なかなか忙しい1日です。

MotoGPの公式予選ではホルヘ・マルティンが1分42秒371を記録。前日にアレックス・マルケスがマークした1分42秒811を0.440秒更新するオールタイムラップレコードでポールポジションを獲得しました。日本の小椋藍はQ1を突破し、11番グリッドからスプリントへ挑みます。
そして15時から行われたティソ・スプリントはマルク・マルケスが優勝。ディオゴ・モレイラが2位、ホルヘ・マルティンが3位となり、小椋藍は11番グリッドから追い上げて5位フィニッシュ! 母国日本GPでトップ5という結果に、会場も大いに盛り上がりました。
「昭和の上野か?」バイク、バイク、バイク!

個人的にかなりテンションが上がっちゃうのがバイク駐輪場。懐かしい車両がいっぱいです! あまりの台数に、思わず「昭和の上野か?」と言いたくなるほど。
場所柄、軽二輪以上のバイクが中心ではあるものの、ジャンルも年式も国籍も本当にバラバラ。スーパースポーツ、ツアラー、ネイキッド、アドベンチャーはもちろん、カブやスクーターなどの原付もちらほら見かけました。

こうして来場者の愛車を眺めて歩くのもMotoGPの楽しみのひとつ。「これで来たの!?」と思わず二度見してしまうバイクもあって、駐輪場そのものが巨大なバイクイベントみたい。

最新型のMotoGPマシンを見るために来ているのに、気づけば駐輪場でも足が止まってしまう。これがまた楽しいのです。
ブースもグルメも大盛況! レースの合間も忙しい
コースを離れれば、メーカーやチーム、パーツブランドなどのブースも大盛況。推しのライダーウェアを着た人、応援グッズを手にした人、展示車をじっくり眺める人……。歩いているだけでも「MotoGP日本GPに来た!」という雰囲気をたっぷり味わえます。

あくまで現地での体感ですが、来場者数かなり増えているハズ。土曜日は一気にお祭り感が増した印象でした。

ヤマハブースではMotoGPマシン(リンス車)を間近でチェック。テレビやネットで見ているマシンも、目の前にすると細部まで見たくなります。

アルパインスターズのブースには、マルケス選手やアコスタ選手が着用したレーシングスーツも。こういう展示に遭遇できるのも現地イベントならでは。

Moto3を戦う山中琉聖選手のチームでも使われているR-SPEEDのブースも発見。MotoGPだけを追いかけるのではなく、こうしたブースを見て歩くと、ロードレースの世界がさらに広く見えてきます。
そして、歩けば当然お腹も減る。

朝はカリッと皮が香ばしいスパイシーチキンで胃袋をウェイクアップ。鉄板で豪快に焼かれている姿を見たら、これは素通りできません。

昼はドライガーリックを効かせたハワイアンステーキライスを軽~く。午後も歩き回る予定なので、ここでしっかりエネルギー補給です。

おやつは甘くて濃いソースが引き立つ宇都宮焼きそば。しかもコースを眺めながらいただきます。レースを見ながら食べる焼きそばって、なんでこんなにうまいんでしょうね。

そして会場を出たあとはラーメン屋にピットイン。これは場内グルメではありませんが、朝から歩き回ったDAY2の最後には最高でした(笑)。
会場内のフードエリアもかなり充実していて、「次は何を食べる?」までMotoGP観戦の楽しみになってきます。

キッチンカーが並ぶエリアは、それだけでもちょっとしたフードイベント状態。タイムスケジュールと相談しながら食べる時間を確保するのも、現地観戦では意外と大事。ランチタイムは行列必至です。
Honda Collection Hallは寄り道のつもりが時間泥棒!
レースの合間にぜひ立ち寄りたいのがHonda Collection Hall。
歴代の市販車やレーシングマシンだけでなく、Hondaが積み重ねてきた技術やモータースポーツの歴史まで見られる場所です。MotoGP開催中の10月3日には、所蔵車両による「Honda Sound Demonstration ~エンジン始動パフォーマンス~」も実施されました。

並んでいるのは、今見ても思わず足を止めてしまう往年のHondaスポーツ。最新MotoGPマシンを見たあとに、こうした歴代モデルを眺めるのもおもしろいんです。

ASIMOをはじめ、バイクやクルマだけに留まらないHondaの技術も展示。日本のモータリゼーションやモータースポーツがどう変わってきたのかまで感じられます。
そして今回、個人的に気になったのが企画展「Hondaと暮らす Garage Life」。

N360とベンリイCD90カスタム仕様をガレージ空間の中に展示し、“Hondaと暮らす”生活をイメージさせる内容になっています。開催期間は2026年9月5日から2027年3月28日まで、場所はHonda Collection Hall 3階北棟です。

期間や展示場所もしっかり案内されています。単に車両を眺める展示とはひと味違って、「こんなガレージ欲しいなぁ」と妄想が広がる空間です。

さらに細部を見ると、スパークプラグやコンロッドなどのパーツをインテリアとして再利用。こういう遊び心、バイク好きにはかなり刺さります。
MotoGP期間中には特別ガイドツアーなども用意されており、屋外では最新レーサー、館内ではHondaの歴史。せっかくもてぎへ来たなら、少し時間を取って立ち寄る価値は十分あります。






広いもてぎ、シャトルバスを使っても2日間で20km超え!
とにかくモビリティリゾートもてぎは広い。コースを見て、ブースを歩いて、駐輪場へ行き、Collection Hallにも寄って……と動き回っていると、どんどん歩数が増えていきます。

そこでありがたいのが場内のシャトルバス。移動がラクになるだけでなく、時間短縮にもなるので、広い場内を効率よく楽しむなら積極的に利用したいところです。
それでも気がつけば金曜と土曜の2日間で歩行距離は20km以上。バイクのレースを見に来ているはずなのに、自分の脚まで耐久レース状態です(笑)。

レースの合間にはこんなサービスも。MOTULブースでは同社のケミカルを使って愛車を磨き上げてくれるサービス(無料)を実施していました。こういう“現地で見つけたもの”を楽しめるのもMotoGP日本GPならでは。
予選を観て、スプリントで盛り上がり、来場者のバイクを眺め、ブースを巡って、食べて、Collection Hallにも寄り道。レースだけに絞ればもっとシンプルだけど、せっかく現地まで来たなら全部楽しみたい!
MotoGP日本GPの土曜日は、朝から晩までバイク漬けになれる濃い1日になりました。
そして翌日はいよいよ決勝。DAY3もまだまだ歩きますよ!
【モトチャンプ編集部】
![by Motor-Fan BIKES [モーターファンバイクス]](https://motor-fan.jp/wp-content/uploads/2025/04/mf-bikes-logo.png)