遮熱効果60%以上の先進素材を活用した新たな機能系アイテム

バネ素材を使用したフレームで、パッと開くポップアップサンシェードは、軽自動車からミニバンサイズまで3つのバリエーションで展開。今回試したのはSサイズで、コンパクトカーにもジャストフィット。四隅に若干の隙間は生まれるものの、大部分をカバーできるため日差しによる温度上昇は防げるはず。

パッと広がるポップアップシェードは装着も簡単で、遮熱・遮光、さらに紫外線カットなど夏の厄介から完全ガードしてくれる。収納袋がハンドルカバーとして利用できるため無駄もない。

もちろん注目すべきは放射冷却素材による温度上昇の抑制。テスト日の気温は20℃程度で極端な車内温度上昇には至らない状況だった。しかし、僅かながらもシェードの有無で温度上昇の抑制が体感できたのは大きな収穫と言えるだろう。これが酷暑の夏になれば、さらに温度上昇を抑えられること間違いなし。

折りたたんだ状態ならコンパクトになるため、ドアポケットやシートポケットなどに収納することも可能。車内に常備しておきたいシェードだからこそ、場所を取らない設計が施されている。

さらに、折り畳み傘形状のワンタッチサンシェードも注目アイテム。こちらは傘のシャフトがひも状のため、モニターなどダッシュボード上の部品に干渉することもなく使い勝手も良好。収納に合わせて選べるのも見どころというわけだ。

SEIWA『ワンタッチサンシェード M/L・Radi-Cool Z126/Z127(実勢価格:4980円/5280円/税込)』は折り畳み傘形状。こちらも注目アイテム。

夏の酷暑を快適に過ごすなら、サンシェードはもはや必須アイテム。だからこそ、より効果的な遮熱対策が行えるアイテムが欲しくなるのは必然。放射冷却による温度抑制を図るラディクール製品は、これからの季節の強い味方になってくれるはずだ。