岡山国際サーキットで開催されたクルマ好きの真夏の祭典
2025年7月21日(月・祝)、岡山国際サーキットにてカルチュア・エンタテインメント株式会社ネコパブ事業部主催のサーキットイベント、「Bosch Car Service presents SPEED FESTIVAL 2025 OKAYAMA with TOHM」が(以下、「SF2025 OKAYAMA」)開催された。なお、このイベントは自動車専門誌『Tipo』との共催となる。
「Bosch Car Service presents SPEED FESTIVAL 2025 OKAYAMA with TOHM」。メインビジュアルは『Tipo』で『BOLTS AND NUTS!』などを連載した田中むねよし氏によるもの。
もともと『Tipo』は、2000~2021年にかけて、同じ岡山国際サーキットを会場に、エンスージアストを対象にした真夏の祭典として「TIPO OVERHEAT MEETING」を開催していた。イベント名に「with TOHM」とあるように「SF2025 OKAYAMA」はそのスピリッツを受け継ぐいでいる。
『Tipo』2025年7月号(通巻402号)。「SF2025 OKAYAMA」は、9月5日発売の2025年10月号(通巻403号)で詳しく紹介される。
軽自動車からスーパースポーツまでサーキット走行が楽しめる
このイベントを一言で表すなら、さまざまなクルマがサーキットを楽しく走る「クルマの運動会」だ。「ラテン車」という言葉を発明した『Tipo』との共催イベントということで、イタリア車やフランス車ばかりのイベントと思われるかもしれないが、現地を訪れるとそんなことはなかった。
アバルト595。
会場を訪れると軽自動車からスカイラインやロードスターなどの国産スポーツカー、さらにはポルシェやフェラーリなどのスーパースポーツまで、さまざまなマシンがサーキットランを楽しんでいた。
マツダ・ロードスター(ND)。
もちろん、参加者の車種や運転技量は千差万別となる。そこで「SF2025 OKAYAMA」では、車種や走行スタイルに応じて細かくクラス分けされており、模擬レース形式のストイックなクラスから、初級・中級・上級とクラス分けされたスポーツ走行、そして体験走行まで、初めてサーキットを走る初心者からモータースポーツを愛するアマチュアレーサーまで誰でも楽しめるように、さまざまなクラスが用意されていた。さらには、イベントの最後を締めくくるのは一般来場者も参加可能なパレードランである。
走行会の参加車両。国内外、新旧さまざまな車種がサーキットランにエントリーしており、それらを観客席から見るだけでも楽しい。
トークショーやオーナーミーティングなど盛りだくさんのコンテンツ
「SF2025 OKAYAMA」はサーキット走行以外にもさまざまな魅力的なアトラクションが用意されていた。 メイン会場Bパドックのステージでは、開会直後から夕方にかけて、さまざまなゲストを招いてトークイベントが行われた。司会はアナウンサーの藤本えみりさんと『Tipo』2代目編集長の嶋田智之さんだ。
メイン会場Bパドックのステージではトークショーを開催。写真左がアナウンサーの藤本えみりさん、中央が『Tipo』2代目編集長の嶋田智之さん。
元編集長の佐藤孝洋さんと司会のふたりによるオープニングトークショーに始まり、Boschによるクルマの事故歴が判定できるBCHR(ボッシュカーヒストリーレポート)を紹介する「新しい自動車整備」がテーマのトークショー、松田次生さん・平手晃平さん・篠原拓朗さん・霜野誠友さんらSUPER GTやSUPER TAIKYU SERIESで活躍するレーシングドライバーに加え、人気YouTuberのあま猫さん、モータージャーナリストの斎藤慎輔さんと橋本洋平さんを加えたドライバートークショーを開催。この場でしか聞けないマル秘トークに、集まった聴衆も大変な盛り上がりを見せていた。
GCマシンのMANA09。
さらには、コース上では富士グラチャンで活躍したレジェンドマシンや、エヴェンゲリオン・レーシングのアウディRS3LMS TCR、平手選手のドライブによるR35GT-R、『マクラーレン広島(GLブリティッシュ)』によるマクラーレン・アルトゥーラとGTS、750Sによるデモランが開催され、会場を大いに沸かせた。
GCマシンのシェブロンB19。
エヴェンゲリオン・レーシングのアウディRS3LMS TCR。
マクラーレン750(左)とアルトゥーラ(右)。
マクラーレンGTS。
また、抽選によってレーシングドライバーと同乗してレーシングコースが体験できる「サーキットタクシー」イベントも開催された。
ほかにもCパドック会場では、約100台のGT-Rが集結した平手晃平選手主催のGT-Rミーティング「Ring’s」や『Tipo』読者によるミーティングが開催されたほか、ピットガレージではGenki「首都高バトル」最新版の試遊とトークショー、ピットビル2階の一般休憩室では「のりものハンコ」のワークショップ、ミニコースではBBS次世代鍛造ホイール体感試乗会や『Tipo』編集部がメーカーやインポーターから駆り出した今注目の最新車両をテストドライブできる「ワクワク試乗会」、クラブハウス発着のトゥクトゥク・タクシーと、さまざまな催し物が目白押しだった。
Cパドック会場では、平手晃平選手主催のGT-Rミーティング「Ring’s」が開催。約100台のGT-Rが集まった。
ミニコースで開催された「ワクワク試乗会」。『Tipo』編集部がメーカーやインポーターから借り出した最新モデルのステアリングを握れる貴重な機会。
東京都足立区のノスタルジックオート三輪舎のオートリキシャ・タクシー。
名古屋のチンクェチェント博物館のブース。
オイルメーカーのモチュールのブース。
鍛造ホイールでお馴染みのBBSのブース。
なお、今回の「SF2025 OKAYAMA」の様子は、9月5日発売の『Tipo』2025年10月号で詳しく紹介される。イベントに参加した人も、そうでない人も書店で見かけたらぜひ手に取って頂きたい。
走行会の参加車両。国内外、新旧さまざまな車種がサーキットランにエントリーしており、それらを観客席から見るだけでも楽しい。
Cパドック会場では、平手晃平選手主催のGT-Rミーティング「Ring’s」が開催。約100台のGT-Rが集まった。
ミニコースで開催された「ワクワク試乗会」。Tipo』編集部がメーカーやインポーターから駆り出した最新モデルのステアリングを握れる貴重な機会。
メイン会場Bパドックのステージではトークショーを開催。写真左がアナウンサーの藤本えみりさん、中央が『Tipo』2代目編集長の嶋田智之さん。
名古屋のチンクェチェント博物館のブース。
オイルメーカーのモチュールのブース。
鍛造ホイールでお馴染みのBBSのブース。
東京都足立区のノスタルジックオート三輪舎のオートリキシャ・タクシー。
GCマシンのMANA09。
GCマシンのシェブロンB19。
エヴェンゲリオン・レーシングのアウディRS3LMS TCR。
2008年のフォーミュラ・ニッポン参戦車両。
マツダ・サバンナRX-3。
トヨタ・スターレット(EP71)。
いすゞ117クーペ (中期型)。
ロータス・エラン。
ロータス・ヨーロッパS2。
日産GT-R(R35)。
1992年のデイトナ24時間で、長谷見昌弘/星野一義/鈴木利男のドライブで日本車として初めて総合優勝に輝いた日産R91CP。
IMSA-GTP規定プロトタイプレーシングカーのマツダRX-792P。直列4ローターエンジン(654cc×4)を搭載する。
ルノー車のみが参加できるルノー・アルピーヌ・スポーツ走行枠の様子。
ルノー・メガーヌ・スポールトロフィR。
ルノー・メガーヌ・スポールトロフィ。
ルノー・スポールスピダー(パラブリーズ)。
走行会にエントリーしたマシンがピットロードから本コースへ向けて出発する。
マクラーレン750(左)とアルトゥーラ(右)。
マクラーレンGTS。
アバルト595。
マツダ・ロードスター(ND)。
ポルシェ911カブリオレ(997)。
日産GT-R(R35)。
アバルト595。
トヨタ86(ZN6)。
トヨタMR-2(SW20)。
ホンダ・シビックタイプR(FL5)。
ポルシェ911(930)。
ユーノス/マツダ・ロードスターとポルシェ911。
NAロードスターとNDロードスター。
NDロードスター。
三菱ekカスタム。
スバル・ヴィヴィオT-TOP。
アルファロメオMITO。
ミニ・ジョンクーパー・ワークスGP。
スバルWRX S4 STIスポーツR(VB)。
日産スカイライン25GTターボ(R34)。
バーキン・セブン 。
アバルト595。
プジョー206SW。
アルファロメオ・ブレラ。
フィアット・セイチェント。
アルファロメオ155。
日産スカイライン25GTターボ(R34)の覆面パトカー仕様。
日産スカイライン(V36)の覆面パトカー仕様。
トヨタ2000GT。
シトロエン2CV。
ホンダ・シビックタイプR(FL5)。
マクラーレン750S。