4代目 スバル フォレスター

第一候補となるのは、2012年〜2018年まで販売された4代目SJ型フォレスター。フォレスターは世代を重ねるごとに都会的で洗練されたデザインへと変化しているが、高いオフロード性能は世代を問わず健在だ。
4代目フォレスターに搭載されるパワートレインは、2.0L 水平対向4気筒の自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類。トランスミッションはCVTと6速MTが組み合わされる。ただし、MTモデルが機械式4WDであるのに対し、CVTモデルは電子制御4WDだ。CVTモデルには、悪路走破性能を大きく高めてくれる「X-MODE」も備わっている。
フォレスターはオンロード性能の高さも特徴であり、縦置きの水平対向エンジンは車体左右の重量バランスが優れていることで舗装路での安定性も非常に高く、適切に前後駆動を分配してくれる4WDシステムにより雪道も心強い。
フォレスターは都市部でのファミリーユースから、週末のアウトドアのようなパーソナルユースまで、幅広い用途で活躍する万能SUVと言ってもよいだろう。
中古車価格は走行距離10万km超の個体なら60万円程度で購入できる。走行距離5万km以上10万km未満の個体を探すのであれば70〜80万円程度の予算が必要だ。
販売されている中古車のほとんどがアイサイト搭載モデルだが、アイサイト非搭載グレードも存在する点には注意しよう。2015年10月以降のモデルはアイサイトがVer.3へアップデートされており、安全性能は向上しているものの中古車価格は90万円からとやや高めだ。
3代目 スズキ ジムニー

スズキ ジムニーは、伝統のラダーフレーム構造と前後リジッドアクスルサスペンションに加え、FRベースのパートタイム式前後直結4WDと副変速機を備えた本格的なオフロードカーの構成を持つ軽自動車だ。
2018年に発売された現行型となる4代目ジムニーは未だ比較的高値を維持しており、100万円以下の個体を見つけるのは少々難しい。100万円以下でジムニーを探すなら、1998年〜2018年まで販売された3代目JB23型が狙い目だ。
JB23型ジムニーは販売された約20年の間に、年式や改良内容に応じて1型〜10型まで分けられており、古いモデルの中古車価格は10万円程度、新しく低走行距離の個体は100万円以上の値段が付いている。
100万円の予算が用意できるなら、2014年7月に登場した最終型も視野に入る。販売期間が長いだけあって、JB23型ジムニーの流通量は多いため予算に応じた個体が見つけられるだろう。ただし、古い個体はラダーフレームのサビに注意が必要だ。長く乗りたいなら走行距離を参考にするより、予算の限り高年式の個体を選びたい。
2代目 三菱 パジェロミニ

三菱 パジェロミニは、「パジェロ」の伝統や技術を受け継ぎつつ、軽自動車規格に収めたコンパクトサイズのオフロードSUVだ。中古で購入するなら1998年〜2012年まで生産された2代目パジェロミニがよいだろう。
スズキ ジムニーに近いオフロードカーらしい見た目ではあるが、パジェロミニはラダーフレームではなくモノコックボディだ。リアはリジッドアクスルだが、フロントは一般的な乗用車にも用いられるストラットサスペンションとすることで、オフロードの走破性とオンロードでの操作性や乗り心地を両立している。
パワートレインは、660cc直列4気筒の自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類。駆動方式は後輪駆動と、それをベースとしたパートタイム4WDの2種類が用意されている。軽自動車では珍しい4気筒エンジンに加え、パジェロを彷彿とさせる力強くも愛らしいスタイルがパジェロミニの大きな特徴と言えるだろう。
中古車価格は10万円〜100万円台前半であり、平均価格は50万円ほどとなる。100万円の予算であれば高年式で低走行距離の個体も購入可能だ。
本格オフロードカーであるジムニーを日常の足として使うには、どうしても不便が生じてしまう。街乗りが中心で、ジムニーほど尖った性能が不要ならパジェロミニの方が向くはずだ。
