ついに判明!? デリカD:5はフルモデルチェンジではなく“大規模マイナーチェンジ”か? D:6の登場は!?【予想CG/海外・評】
三菱のデリカD:5にいよいよフルモデルチェンジが迫っているかと思われたが、現在までに収集された様々な情報から、どうやら世代交代前の大規模マイナーチェンジとなるようだ。
デリカD:5は、SUVの高い走破性とミニバンの実用性を融合した世界でも珍しい“オールランダーミニバン”として2007年に発売。以降改良を重ねて現在に至っているが、発売から18年が経過しており、フルモデルチェンジが噂されていた。
ビッグマイナーチェンジゆえに、車名は噂されていたD:6ではなく、D:5が継承されるという。ただし、エクステリアデザインのリフレッシュなどが行なわれると思われる。
改良モデルでは、2023年のジャパンモビリティショーで発表されたコンセプトD:Xをイメージさせるポジションライトを含むグリルを前面に出した、立体的構造が予想され、スキッドプレートもD:5からさらにオフロードミニバンを印象付けるものとなりそうだという。
インテリアでは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形の“HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)”コンセプトを進化させたインストルメントパネルを採用。また、オプション設定だった後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付き)[BSW/LCA]や、後退時車両検知警報システム[RCTA]が全車標準装備となる可能性もありそうだ。
パワートレインだが、本来フルモデルチェンジ時に予想されていた、2.4L 直列4気筒 MIVECにデュアル電気モーターと20kWhリチウムイオンバッテリーを積むプラグインハイブリッドモデルや、同じくデュアル電気モーターを搭載して最大出力は400psを発揮し、1回の充電で600kmを目指す4WDフルエレクトリックモデルなど電動専用モデルの投入は今回は見送られ、次世代型での投入が予想される。
その代わりに、アップデートされた2.2L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載、駆動方式は全輪駆動[AWC]を採用、トランスミッションは8速ATのみが提供されるようだ。
なお、デリカD:5ビッグマイナーチェンジの時期は、日本で早ければ2025年10月と見られており、気になる次世代型のD:6(?)の登場は、2027年以降となりそうだ。
