夢のような日々だった還暦月

11月15日からの1週間は、まるで私の還暦月を祝ってくれるかのように夢のような日々だった。スーパーカー人生において、もうこれに触れたら卒業してもいいとさえ思っていたゴードン・マレーの「T.50」を動かせたり、イヤイヤ卒業はまだまだ早い、これを自分でドライブするまでは!と思わせてくれた「パガーニ ウアイラR Evo ロードスター」の同乗試乗を富士スピードウェイで体験したりと、至福の日が続いた。その間、COTYの10ベスト試乗会も開催された。還暦過ぎたからと言って、呑気に構えている場合じゃない。
11月第3週
2025年11月15日(土)

高崎で仲間とランチを楽しみ、アメ車の展示を楽しんだのち、「レクサスLM500h」で京都へ。上信越道から長野道、中央道、名神が集中工事だったので名古屋高速から伊勢湾岸道、新名神でおよそ450km。LM500hはドライバーズカーとしてもなかなか優秀で、この手のミニバンにしては、日本の高速クルージング域であれば、安定して走ってくれる。久しぶりに我が家で夕食。
2025年11月16日(日)


11月の週末は日本全国でカーイベント花盛りだ。朝から東本願寺で開催中のマセラティデイ2025に顔を出し、越湖会長にご挨拶。古いマセラティを見てため息。そののち奈良のイオンモール郡山店で友人たちがスーパーカーの展示イベントを開くというので表敬訪問。別のイベントで来ていた今井優杏さん(奈良県出身)とバッタリ。さらに山添村のイベントに友人たちが出ているというので見学に。今、奈良の車イベントが熱い。京都唯一の村、南山城村のカフェセブンにLM500hで立ち寄って帰宅。
2025年11月17日(月)

早朝からLM500hで八王子へ向かう。『ティーポ』誌の取材で懐かしい2台に触れた。取材後、都内へ。レクサスを返却し、「BMW M5ツーリング」に乗り換える。そのまま千葉へ。木更津泊。
2025年11月18日(火)

朝から『オクタン』誌の取材でGMAのサービスセンターへ。オフィシャルのSCは本国とアメリカ、ドバイ、そして日本にしか今のところない。つまりアジア圏のサービスを一手に引き受けている。夜は有名なスピーカーブランドの日本で展開する同じく還暦の友人と会食。新たな事業戦略を聞いて膝をうつ。自分も頑張らなければ。木更津泊
2025年11月19日(水)

袖ヶ浦フォレストスピードウェイで開催された日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベスト試乗会へ。“年車”(としぐるま)を決める最終チェックのイベント。今年から10台すべてを順位づけなければならないので、全車を試す。なかでも試乗する機会のなかった「スズキ eビターラ」と「ダイハツ ムーヴ」に関しては2グレードずつ乗ったので、合計12台のテストとなった。サーキット試乗とはいえ横一線で乗り比べることで新たにわかることもある。あらかじめ決めてあった自分の中での順位が少し変動した。本賞の発表は12月5日だ。神奈川へ移動。鎌倉で会食、泊。
2025年11月20日(木)

パガーニのトラックイベント「ARTE in Pista」が開かれている富士スピードウェイへ向かう。ウアイラRが11台もピットに並ぶシーンはショッキングのひと言。撮影の段取りを指示して明日に備える。夜はパガーニ社の広報マンと炉端焼きディナー。御殿場泊。
2025年11月21日(金)

パガーニの新型トラック専用マシン、ウアイラR Evo ロードスターに同乗試乗。ロードカー的な扱いやすさとレーシングカーの速さを備えた1台。乗ってみたい! M5ツーリングを返却し、「フェラーリ ドーディチチリンドリ」をピックアップ。都内泊。
2025年11月22日(土)

三連休の初日、高速道路の渋滞を甘くみていた。南山城村のカフェセブンで来年の周年イベントの打ち合わせがあったのだが、ドーディチチリンドリでなんと7時間半もかかってしまう。海老名まで2時間、御殿場まで3時間だ。ミーティング後は奈良県明日香村で翌日開催されるイベント会場のチェックへ。明日香村泊。
2025 11/15〜11/22
1週間の走行距離 約2000km 試乗車数18台
2025 11/1〜11/22累計
総走行距離 約5800km 総試乗車数38台
