デジタルで帰るアナログ
巷では「フェラーリ ルーチェ」のインテリアについて侃侃諤諤あり。思った以上に否定的な意見が多い。わかる、わかるよー。“iFerrari”だなんて、上手いこと言うもんだ。皆の意見を集約すれば「イタリアらしさを感じないんだよね〜」だろう。私もそう思う。でもね、こうでもしないとデジタルコクピットの整理がつかなかったんだと思うよ。それにアルミスポークのハンドルとかトグルスイッチとかメーターや時計の針とか、嬉しい要素もいっぱい復活した。あとは3ペダルのマニュアルギアボックスを復活させてもらって、イタリアンデザインでエンジンモデルにもこのコンセプトを展開してくれたらサイコーじゃないか! アナログへのデジタル的回帰。だんだん私の予想通りになってきた。
2026年2月第2週
2026年2月7日(土)
早朝より北野天満宮で「ランボルギーニ テメラリオ」の撮影。この神社の神使が牛で、境内の至る所に“伏せ牛”の石像がある。このイメージがランボルギーニの姿とダブる。しかも本殿の破風には全国1万社以上ある天満宮のなかで唯一“立ち牛”の彫刻が掲げられているのだけれど、これがまたランボルギーニのエンブレムを反転したような図案で驚く。11年前に神職からこの事実を教わり、その場でイベント開催を提案した。そして始まったSCHG(スポーツカー&スーパーカー・ヘリテージ・ギャザリング)。第1回はミウラの50周年がメインテーマ。今年はもちろん「ミウラ!カンレキ」である。件の神職は今年になって辞められた。ありがとうございました。撮影後、テメラリオで和歌山へ。マツダ車コレクターFさん&その仲間たちとランチ。夜は紀州きってのランボコレクターYさんと牛を焼く。和歌山市内泊。
2026年2月8日(日)1036

紀伊半島の海岸線を白浜まで走る。パンダはいなくなったけれど、美しい景色に美味い食べ物、そして素晴らしい温泉は健在だ。白黒のクマなんかもう要らんやろ。夜にはクルマ仲間と脂ののったクエをいただく。南紀白浜泊。
2026年2月9日(月)

人生60年で初の熊野三山詣。なかでも本宮が素晴らしかった。なにより海岸線から本宮へと向かう道のりが適度に曲がりくねったカントリーロードで、スポーツカーには格好のドライブコース。熊野三山“やたがらす”KODOツーリング&ラリー、企画したいなぁ。どなたか地元の方、一緒にやりません? 夜は三重から駆けつけたスーパーカー仲間と新年会。勝浦泊。
2026年2月10日(火)

テメラリオで東京へ。素晴らしいグランドツーリングカーで、V8エンジンも回せばサイコーなんだけど、なんだろう、街中で転がしている時のドキドキが足りないというか。工業製品としての完成度が上がりすぎたのかしら? それとも私がスーパーカー不感症に? 街中でもドキドキできるようなサウンドやバイブレーションが欲しい、今日この頃。爆音は要らないけれど。テメラリオ返却後、「レクサス RZ」をピックアップ。都内泊。
2026年2月11日(水)

フルバッテリー駆動のRZで京都へ走る。試乗車は最上級の550e Fスポーツ。2モーターで完全ステアバイワイアのステアリングシステムを積む。ビッグマイナーチェンジで中身を一新、というわけでその乗り味はなるほど上々だったけれど、電気自動車としての機能や仕様はなんだか古臭い。レクサスって走りだけじゃダメだと思うんですけれど。
2026年2月12日(木)

終日原稿。年明けから連続した海外取材(いずれもフェラーリ)のエンバーゴ明けがほぼ重なって、しっちゃかめっちゃかに。夕方、紫明ガレージで今年1年のイベントテーマ会議。高雄サンデーミーティング(TSM)は1、2、8月を除く毎月第2日曜日開催です。今年の第1回は3月8日。午前中で終わるカジュアルなクラシックカーミーティング。テーマを設けていますが、見学はどんな車で来ていただいてもオッケー。みなさん、ぜひ。
2026年2月13日(金)

大阪へ出てオートメッセ関連で来阪した旧知の仲間たちと落ち合う。何か新しいことやりたいね、と毎度の掛け合い。言い続けることも大事。夕方からメルセデス・ベンツ京都中央でクラシックベンツフェア。TSM主催の清水さん、元童夢の林さんたちと。そのまま仲間のライブへ。
2026 2/7〜2026 2/13
走行距離 約1500km 試乗車数 4台
2025 11/1〜2026 2/13累計
連載期間中総走行距離 約2万km 試乗車台数 89台


