Volvo EX90 Plus Twin Motor
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BMW iX xDrive60

デビューから4年の月日を経て待望の日本導入

ボルボは新世代フル電動SUV「EX90」を2022年にワールドプレミア。4年の月日を経た2026年、フル電動クロスオーバーの「ES90」と共に日本上陸を果たした。この2台はボルボが独自開発したモジュールプラットフォーム「SPA2」をベースに開発され、ES90はシングルモーターとツインモーター、EX90は出力の異なるツインモーターが日本市場に導入される。

2021年にBEV専用モデルとしてデビューした「iX」は、BMWが展開するフル電動SUVの頂点に立つモデル。2025年には内外装をブラッシュアップし、航続距離の伸長、動力性能の向上が図った改良新型が登場した。今回は前後アクスルにモーターを搭載した「EX90 Plus Twin Motor」と「iX xDrive60」を比較する。

大型キドニーグリルを前面に押し出したiXに対し、EX90はボルボらしいシンプルでクリーンなエクステリアが特徴。ボディサイズは、3列シート仕様をラインナップするEX90が全長が70mm、全高は50mm大きいが、ホイールベースに関しては、iXが15mm長い。

ボルボ EX90 Plus Twin Motor

ボディサイズ=全長5035mm×全幅1965mm×全高1745mm
ホイールベース=2985mm
車両重量=2680kg
タイヤサイズ=255/50R20(前)、285/45R20(後)

BMW iX xDrive60

ボディサイズ=全長4965mm×全幅1965mm×全高1695mm
ホイールベース=3000mm
車両重量=2530kg
タイヤサイズ=255/50R21

700kmを超える航続距離を実現した「iX」

「EX90 Plus Twin Motor」の最高出力は456PSを発揮。「iX xDrive60」は、EX90を88PSも上まわる最高出力544PSという強力なスペックを誇る。ただ、EX90は最高出力680PSを絞り出す上位モデルの「EX90 Ultra Twin Motor Performance」も用意する。航続距離は111.5kWhの大容量リチウムイオンバッテリーが奢られる「iX xDrive60」が723kmと、「EX90 Plus Twin Motor」を大きく上まわった。

ボルボ EX90 Plus Twin Motor

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高出力=177PS(前)、279PS(後)
最大トルク=265Nm(前)、405Nm(後)
駆動方式=AWD
最大航続距離=650km
最高速度=180km/h
0-100km/h加速=5.9秒

BMW iX xDrive60

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
システム最高出力=544PS
システム最大トルク=765Nm
駆動方式=AWD
最大航続距離=723km
最高速度=200km/h
0-100km/h加速=4.6秒

高いユーティリティ性を誇る「EX90」

EX90のコクピットは9インチドライバーディスプレイに、ヘッドアップディスプレイが組み合わせられ、センターには縦型の14.5インチセンターディスプレイをレイアウト。インフォテインメントシステムにはGoogleの最新システムを導入し、ボルボの真骨頂と言える温かみのあるインテリアが広がる。

iXは12.3インチインフォメーション・ディスプレイと14.9インチコントロールディスプレイを並列した「BMWカーブドディスプレイ」を搭載。圧迫感を抑えた室内は、プレミアムBEVらしい上質な雰囲気を演出し、フラットフロアによる広大な室内空間に、たっぷりとしたシートが配置された。

EX90はボルボの最上級フル電動SUVとして「家族全員が安心して快適に移動できること」を最優先に開発。3列7人乗りのパッケージや広いラゲッジスペースに加え、最新の「LiDAR」を活用した先進安全技術を採用するなど、安全性を重視するファミリー層を主なターゲットとしている。

「EX90 Plus Twin Motor」より300万円以上高い価格設定を掲げる「iX xDrive60」は、BEVながらもBMWらしいシャープなハンドリングを備え、パーソナルでラグジュアリーなインテリアはフラッグシップに相応しい存在感を放つ。EX90が持つユーティリティ性や、幅広い用途に応える実用性は大きな魅力。さらに、よりパーソナルで洗練されたラグジュアリー感を求めるユーザーには、クロスオーバータイプの「ES90」という選択肢も用意されている。

車両本体価格

EX90 Plus Twin Motor 1199万円
BMW iX xDrive60 1516万円