11月2日から8日までイタリア・ミラノで開催されるミラノ国際二輪車ショー(EICMA)のカワサキブースにおいて、先日発表された2台の新型モデルは初お披露目された。

今年のカワサキブースは四足歩行モビリティ「コルレオ」をはじめ、一時は姿を消した2ストロークエンジンを搭載したオフロードモデルKX327、Ninja H2 Carbonなど話題のモデルが数多く展示された。

Z900のアドベンチャーモデル? 4気筒900ccエンジン搭載のクロスオーバー。
ファイヤークラッカーレッド/メタリックカーボングレイ(Versys900SE 欧州仕様)
プラズマライムグリーン/メタリックスパークブラック(Versys900SE 北米、欧州仕様)

すでに10月にヨーロッパで発表されているVersys900とKLE650の2台が、世界初公開となった。Versys900はZ900と同じ948ccの水冷並列4気筒DOHC4バルブエンジンを、新設計のスチール製トレリスフレームに搭載。最高出力は122ps、最大トルクは97.3Nmを発生。軽量なクランクシャフトと2次バランサーを採用することで、軽快なレスポンスを実現している。アシスト&スリッパークラッチも採用し、扱いやすくスポーティな走りが体験できる。また、VERSYSシリーズとして初の先進運転システム(ARAS)を搭載し、レーダーセンサーによる警告のほか、スロットルの制御も行われる。発売は2027年3月を予定(北米での発売。欧州は4月)しており、価格は1万2890ユーロ(イタリア現地価格)。

KLE500の兄貴分KLE650
上級グレードのKLE650SEにはTFT液晶のモニターやクイックシフターを装備する。

KLE650はすでに販売されているKLE500の上級モデルとして発売。KLE500と同じトレリスフレームに、Ninja650やVersys650に採用されている水冷並列2気筒649ccエンジンを搭載。最高出力は70HP、最大トルクは64Nmで、6速トランスミッションにアシスト&スリッパークラッチを採用する。KTRC(カワサキトラクションコントロール)と電子制御クルーズコントロールを標準搭載し、長距離のクルージングも熟せる。タイヤサイズはフロントが90/90-21、リヤは140/70-17を採用。KLE650SEはチューブレスタイヤとなっている。欧州での発売は3月を予定。価格は8290ユーロ(イタリア)から。

他にも新型車やレース車両、ビモータの各モデルが展示され、カワサキモーターズ・イタリアの副支店長トマソ・テラロ氏は「1つのブースにこれほど多くの車両を収めるのは歓迎すべき挑戦」とコメントした。