
一目惚れした初代エルグランドが人生初の愛車に
「地元のゲームセンターに停まっていたエルグランドを見て、一目惚れしちゃいました。四角くて大きい、あの独特のフォルムがカッコよくて」
そう話すのは、2002年式E50エルグランドに乗るまみさん。アメリカンミニバンのシボレー・アストロなども好きだという彼女にとって、初代エルグランドの堂々としたボディはまさに理想のスタイルだった。
そして約2年半前、知人を通じて紹介された販売店で念願のE50を購入。これが人生初のマイカーだというから、その思い入れは相当なもの。
購入したのは、後期のメモリアルセレクション。走行距離はわずか約2万kmという低走行車で、ボディカラーはホワイト、カスタムも施されていないノーマル車だった。
しかし、まみさんには購入前から明確な目標があった。それは、当時のミニバンドレスアップを彷彿とさせるフルエアロ仕様に仕上げること。
「知り合いのお父さんが昔エルグランドに乗っていて、当時のカスタム雑誌をたくさん持っていたんです。それを見せてもらっているうちに、ケンスタイルのエアロを装着したエルグランドを見つけて。これがいい! って思ったんですよ」
ところが、すでに生産終了から長い年月が経過しているだけに、欲しいエアロは簡単には見つからない。ヤフオクなどで探し続けたものの、なかなか出てこず、半ば諦めかけていたという。
そんなある日、偶然見つけたのが、ケンスタイルのフルエアロを装着したE50エルグランドの中古車だった。
「これだ! って思って。エアロが欲しかったので、クルマごと買っちゃいました(笑)」
なんと約75万円を投じ、パーツ移植を目的にもう1台のエルグランドを購入。フロント、サイド、リアのエアロに加え、リアウイング、ホイールのSSRヴィエナディッシュ、ドアミラー、ドアバイザーなどを移植した。
もともとの愛車は約95万円で購入した低走行車。一方、パーツ取り用の車両は約12万kmを走行していたため、程度の良い愛車をベースに仕上げることを選んだのだ。
さらにボディカラーもホワイトからブラウン系へと変更。メッキ仕様だったドアミラーをボディ同色にするなど、細部まで自分好みにコーディネイトしている。

昔を知らないからこそ、新鮮に感じる魅力がある
足まわりはラルグスの車高調でローダウン。19インチのSSRヴィエナディッシュを組み合わせた姿は、往年のミニバンカスタムを思わせる仕上がりだ。
現在、このエルグランドが唯一の愛車。普段の移動にも使っているそうで、特別なイベント用ではなく、日常をともに過ごす存在となっている。
「一番うれしいのは、やっぱり自分がカッコいいと思うクルマに乗れていることですね。それに、昔エルグランドに乗っていた人から『懐かしいね』って声をかけてもらえるのもうれしいです」
当時のカスタムシーンをリアルタイムで知らないまみさんにとって、先輩オーナーたちから聞く昔話も新鮮な発見の連続。
「こんな時代だったんだ、って初めて知ることも多いんです。このクルマに乗っていなかったら、そういう経験もできなかったと思います」
昔の雑誌で見つけた憧れを、令和の時代に自分の愛車で実現する。まみさんのエルグランドには、世代を超えて受け継がれるカスタムの楽しさが詰まっている。










SPECIFICATON
⚫️ホイール:SSR・ヴィエナディッシュ(F19×9.0+31、R19×10.5+37) ⚫️タイヤ:ヨコハマ・アドバンdb(F245/40,R255/40) ⚫️外装:F/S/R/グリル=ケンスタイル ⚫️足まわり:車高調=ラルグス ⚫️チューニング:マフラー=ケンスタイル ⚫️オーディオ:ヘッドユニット=ケンウッド
【歴代エルグランド合同オフ会 in 新潟】

開催日:2026年10月4日(日)
開催場所:きらら西公園イベント広場