


今回フルモデルチェンジをしたCRF1150L Africa Twinシリーズの開発コンセプトは、「Shaped by You. True Adventure for All」。先代モデルに対して排気量を拡大しながら動力性能を向上。各部の徹底した軽量化や低重心レイアウトの採用などで、扱いやすさとトータルバランスを向上させるとともに、新たに先進安全運転支援システム「Honda SENSING RIDE」を搭載した。
用途の異なる3タイプを展開
「CRF1150L Africa Twin」は、優れたオフロード性能とツーリング性能を高次元で両立した同シリーズのスタンダードモデル。プラットフォームとエンジンのアップデートに加え、電動アジャストスクリーン、電子制御サスペンション Electronically Equipped Ride Adjustment(EERA™)、ホンダスカイフック制御、ホンダスマートキーシステムなどの先進装備を採用し、幅広い走行シーンに対応した。
「CRF1150L Africa Twin Adventure Sports」は、24L容量の大型燃料タンクや19インチフロントホイールを採用し、長距離ツーリングにおける快適性を追求したモデル。さらに、先進安全運転支援システム「Honda SENSING RIDE」を搭載し、安全性、安心感、快適性が高められた。
新設定の「CRF1150L Africa Twin Enduro Sports」は、より本格的なオフロード性能を追求したモデル。ダカールラリー参戦モデル「CRF450 RALLY」譲りのフロントサスペンションや専用デザインを採用し、より高い走破性と操る楽しさを実現した。
パワーユニット
水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒1,131cm³のエンジンは、最高出力87.5kW/7,500rpm、最大トルク119N・m/5,750rpmを発揮。先代モデルに対して排気量を拡大し、圧縮比の向上、ボア径拡大、吸排気システムの最適化、ギア比の見直しにより優れた加速性能と快適なクルージング性能を獲得。
車体・足回り
剛性バランスを見直した新設計のフレームボディ、スイングアームにより、先代モデルに対して1.4kgの軽量化を実現し、しなやかで軽快な乗り味を獲得した。
Africa Twinらしいデザインを維持しながら、フューエルタンクを分割し、シート下にも配置することで低重心化を実現。これにより、低速時の取り回しやコントロール性能を向上した。
CRF1150L Africa Twin Enduro Sportsにはダカールラリー参戦モデル「CRF450 RALLY」と同等スペックのフロントサスペンションを採用。オフロードユースでも優れたパフォーマンスを発揮できる仕様している。
CRF1150L Africa TwinとCRF1150L Africa Twin Adventure Sportsは、電子制御サスペンションSHOWA Electronically Equipped Ride Adjustment(SHOWA EERA™)に、新たにホンダスカイフック制御を採用。車両挙動をリアルタイムに検知し、減衰力を常時最適化、車両挙動を収束することで、を。車体の不要な動きを抑え、モーターサイクル本来の自然な操縦フィーリングを維持している。
電子制御
走行シーンに応じて選択可能な6種類のライディングモードを設定し、エンジン出力特性、トラクションコントロール、ABS、DCT、電子制御サスペンションなどの各機能を統合制御。また、各制御をライダーの好みに合わせて調整可能とすることで、オンロードからオフロードまで幅広いシーンで高い走行性能と快適性を実現している。
先進安全運転支援システム「Honda SENSING RIDE」
CRF1150L Africa Twin Adventure Sports DCTモデルのみ搭載。フロントおよびリアにミリ波レーダーを搭載した先進安全運転支援システム「Honda SENSING RIDE」を搭載。車両周辺の状況を検知し、ライダーの快適性、安心感の向上に寄与する。
フロントのレーダーは、アダプティブクルーズコントロール(ACC)やストップ&ゴー機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、グループライドアシスト、先行車との適切な距離を調整するディスタンスアシストなどのライディングサポート機能を備える。また、前方衝突警告やエマージェンシーアシストにより、ライダーの安全運転を支援する。
リアのレーダーは、ブラインドスポットインフォメーションや後方車両接近通知、後方衝突警告を搭載。ブラインドスポットインフォメーションは、ミラーにインジケーターを備えた新設計ミラーを採用することにより、後側方から接近する車両の存在をより直感的にライダーへ伝達する。
Honda SENSING RIDEとHondaの独自技術である有段式自動変速機「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」を組み合わせることで、ACC使用時に「停止と再発進(ストップ&ゴー)」を可能とし、渋滞や街中での走行時にもライダーの疲労を軽減しながらより快適なライディングを実現する。
スタイリング



CRF1150L Africa Twinは、シリーズの象徴である「前方へ押し上げたようなフロントマスを備えた力強いプロポーション」をシンプルで機能的な校正の外観デザインに刷新。さらにシャープでコンパクトにアップデートされた往年の「Twin Eyes」を継承することで、大幅な進化を実現。低重心化を感じさせない軽快さとタフさを兼ね備え、オンロードからオフロードまで幅広いシーンに対応するAfrica Twinならではのアドベンチャースタイルを表現した。
CRF1150L Africa Twin Adventure Sportsは、長距離ツーリングでの快適性を狙った大型ウインドスクリーンや大容量フューエルタンクを採用。Honda SENSING RIDEをはじめとした先進装備を積極的に取り込むため、レイアウトを大幅に変更。タフさを表現したデザインと、気品と風格を併せ持つフラッグシップアドベンチャーモデルとしての佇まいを表現している。
CRF1150L Africa Twin Enduro Sportsは、オフロードイメージを最大限に発揮するために随所にCRF450RALLYに通じるアイデアを取り入れ、最も重要な要素としてCRFシリーズに通じるシャープで軽快な「CRFストリームライン」デザインを採用。本物のラリーマシンを感じる機能的なデザインをはじめ、外装の材質から上質に仕上げることにより、Africa Twinとしての存在感と高い走破性を想起させるスポーティでアグレッシブなスタイリングを実現している。
サステナブル素材の採用
Africa Twinシリーズでは、エンブレムおよびテールランプには、二輪車で初めて※1ケミカルリサイクルアクリル材※2を採用。アッパーカバー、リアフェンダーステーまわりには「ケミカルリサイクルナイロン材」※3をHonda二輪車で初めて適用した。ウインドスクリーンおよび左右ディフレクターには、植物由来で環境に優しいバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO™」※4を採用、さらに、一部の外装部品には「ポストコンシューマーリサイクル材」※5、シート底板には「プレコンシューマーリサイクル材」※6を使用している。
※1 Honda調べ
※2 廃車などからの使用済アクリル樹脂を原料レベルまで戻して再生したリサイクル材
※3 使用済ナイロン樹脂を原料レベルまで戻して再生したリサイクル材
※4 「DURABIO™」は三菱ケミカル株式会社の登録商標です
※5 一般家庭や商業施設などの使用済み廃プラスチック製品を由来としたリサイクル材
※6 自動車や家電製品などの製造や成形過程において生じる端材由来のリサイクル材
