新型125SC-Sが登場! スポーティなデザインを採用した都市型スクーター

新型125SC-Sは、都市部での日常的な移動を想定して開発された125ccスクーターだ。
デザインには、CFMOTOのスポーツモデル「SR」シリーズから着想を得たスタイリングを採用。コンパクトな車体にシャープなラインを組み合わせ、スポーティな印象に仕上げている。
エンジンには、新開発の124.9cc水冷単気筒エンジンを搭載。高い走行性能と燃費効率の両立を目指して開発されたもので、最高出力や最大トルクなどの詳細な数値は現時点で公表されていない。
装備面では、スマートフォンとの接続に対応する6.2インチTFTディスプレイを採用。BluetoothやNFCに対応したキーレスシステムに加え、ABSやトラクションコントロールも備えている。
CFMOTOは、125SC-Sを欧州市場に向けた新たな都市型モビリティとして位置づけており、日常での扱いやすさと上質なライディング体験の両立を図っている。
新型550MT・550MT-Xを発表! 同じエンジンで異なる走行性能を追求

CFMOTOは、アドベンチャーシリーズ「MT」の新型モデルとして、550MTと550MT-Xを発表した。
両モデルには、新開発の526cc並列2気筒エンジンを搭載。最高出力40kW(54PS)/8,500rpm、最大トルク52Nm/6,000rpmを発揮する。
共通のエンジンを採用しながら、550MTは長距離ツーリングでの快適性を重視。一方、550MT-Xはオフロード走行を想定し、軽量化や悪路走破性を追求したモデルとなっている。
550MT:23Lの大容量タンクを備えたツーリングモデル

550MTは、舗装路での長距離ツーリングを重視したアドベンチャーモデルだ。
最大の特徴は、23Lの大容量燃料タンクを採用していること。給油回数を抑えながら長距離を走行できるよう配慮されている。
装備面では、Apple CarPlayに対応した8インチディスプレイを搭載。クルーズコントロールや後方の状況を検知するリアディテクションシステム(RDS)も備える。
また、Bosch製のコーナリングABSやトラクションコントロールを採用し、安全性にも配慮した。
電子制御クラッチシステムもオプションとして設定され、長距離走行や市街地での操作負担の軽減を図っている。
550MT-X:乾燥重量172kg、最低地上高250mmのオフロード仕様

550MT-Xは、本格的なオフロード走行を想定したアドベンチャーモデルだ。
車体にはスリムなボディワークを採用し、ライダーが車体をコントロールしやすい構成としている。
乾燥重量は172kgで、従来の450MTより3kg軽量化。発表会では、出力が約30%向上したことも説明された。
足まわりには、フロント21インチ、リア18インチのホイールを採用。KYB製のフルアジャスタブルサスペンションを組み合わせ、最低地上高は250mmを確保している。
さらに、電子制御スロットル、3種類のライディングモード、双方向クイックシフターを装備。オフロードモードではトラクションコントロールとリア側ABSを解除でき、未舗装路での走行をサポートする。
なお、両モデルには新たな550プラットフォーム「AEROCAST」が採用される。新開発の並列2気筒エンジンと軽量アルミニウムフレームを組み合わせたもので、今後は異なるカテゴリーへの展開も計画されている。
675SR-R World Champion Editionを公開! Moto3タイトル獲得を記念した特別仕様

CFMOTOは、2026年のMoto3世界選手権におけるタイトル獲得を記念し、「675SR-R World Champion Edition」を披露した。
同社はAspar TeamとともにMoto3世界選手権へ参戦しており、2026年にはマキシモ・キレスが世界チャンピオンに輝いた。
今回の特別仕様車は、その功績を記念して製作されたモデルだ。
車体にはCFMOTOの特別なカラーリングが施され、厳選された純正アクセサリーやチャンピオンのサインなど、専用のディテールを採用している。
また、CFMOTOは2027年から、675SR-RがFIM女子ロードレース世界選手権の専用競技車両となることも発表した。
新型V4SR-RRを発表! 最高出力210馬力超、最高速度315km/h以上のスーパーバイク


今回の発表で大きな注目を集めたのが、新型スーパーバイク「V4SR-RR」だ。
CFMOTOは2025年のEICMAでV4エンジンを搭載するプロトタイプを公開しており、今回、その開発をさらに進めた量産化準備段階のモデルを披露した。
新型V4SR-RRには、自社開発の997cc・90度V型4気筒エンジンを搭載。最高出力は210馬力を超え、エンジン回転数は15,000rpmに達する。
CFMOTOによると、V4SR-RRの開発車両は2026年6月、中国の試験施設で最高速度315.82km/hを記録。中国製の内燃機関モーターサイクルとして、新たな最高速度記録を樹立したという。
一方、乾燥重量は約180kgに抑えられており、高出力と軽量化の両立を図った。
空力性能では、走行状況に応じて可動するアクティブエアロシステムを採用。左右独立して動作するウイングレットによって、走行時のダウンフォースを制御する仕組みとなっている。
足まわりには、Öhlins製のフルアジャスタブルサスペンションを装備。ブレーキにはBrembo製のHypureキャリパー、タイヤにはPirelli製のDiablo Supercorsa SP V4を採用している。
さらに、Akrapovič製のフルチタンエキゾーストシステムも装備するなど、高性能パーツを組み合わせた構成だ。
CFMOTOは、V4SR-RRを最高峰のレースカテゴリーへの挑戦を見据えたモデルとして位置づけている。
カーボンファイバーを採用した「V4SR-RR Carbon Black」も登場


V4SR-RRの発表に続いて、特別仕様の「V4SR-RR Carbon Black」も披露された。
Carbon Blackは、V4SR-RRをベースに、カーボンファイバー製のボディワークを広範囲に採用したモデルだ。
車体全体をブラックで統一し、レーシングコンポーネントを組み合わせることで、標準モデルとは異なる精悍なスタイリングに仕上げている。
CFMOTOは、このモデルを高性能パーツやアクセサリーによるカスタマイズの可能性を示す存在として位置づけている。
今回のEICMA 2026では、都市型スクーターからアドベンチャーモデル、高性能スーパーバイクまで、幅広いカテゴリーの新型車が披露された。
なかでもV4SR-RRは、最高出力210馬力超のV型4気筒エンジンを搭載するなど、CFMOTOの技術力を象徴する1台となっている。今後の市販化に向けた動向にも注目したい。