コーティングは輝かせるだけでなく、汚れからクルマを守ってくれる!
クルマを輝かせる方法として、おなじみになりつつある“コーティング”という技術。輝きも増すし、何より汚れからもクルマを守ってくれるから、洗車好きならば見逃せないはず。
だが、これがつや消し塗装ならばどうだろう? 手にした瞬間は独特の質感がものすごくかっこよかったりおしゃれだったりするけど、維持していく中で、洗車後に拭き上げで軽く擦ったりするだけでツヤが出てしまったりなんて失敗があるなど、なかなか手を出せない仕上げ方のひとつ。
今回は、この「つや消し塗装」に対して、しっかりとコーティングを掛けてみよう! という思いつきで、これまで取材などでお世話になったメーカー協力のもと実現しました。
結論から言うとつや消しにもコーティングはしっかりと施工可能。だけども、ツヤがある塗装と比べて掛けた実感も薄いと言うのがデメリット。
しかし、水を掛けた際の流れ方や拭き取りのしやすさ、コーティング層を重ねたことで塗装面の保護効果など、取り扱う上での繊細なポイントが軽減されたのが最大の利点。
今後、こんな感じの塗装が純正採用でも増えてきそうなので、めちゃくちゃ有効な手段だと思った編集部のオイカワなのでした。
それちょっと待った! 無水洗車、鉄粉処理、車内の除菌、 知っておきたい3大トピック! 正しい洗車術でピカピカを手に入れる【洗車大作戦 Vol.4】洗車といっても、ただクルマを洗って拭いて、車内を掃除してということだけに留まらない。その方法も自己流だったり効率の悪いこともあったりと、果たして本当の“正しい洗車”ってどんなものなのか? という疑問を抱くはず。今号の洗車特集では、それらを解決するのに繋がる術をマルッと掲載。これを読んであなたのクルマを綺麗さっぱりにしちゃいましょう!
https://motor-fan.jp/stylewagon/article/29655/
気になるこの車両の正体は、次号以降のスタイルワゴンで詳細にレポート予定! おしゃれなつや消しカラーと旬なカスタムは要必見なのです。
POINT(1) 外せるパーツは事前に外そう
ルーフキャリアなどのアクセサリー類は外さなくても施工はできるが、しっかりと作業をしてもらいたい場合はこの作業はマスト。外してからお店に持っていくべし。
POINT(2) 施工前に目立たないところでのチェックが可能
つや消し塗装という特殊な塗装なので、ボンネット内側などの目立たない部位に施工してチェックも行える。この作業は無料で自分の想像と違う場合は施工キャンセルも可能。
施工手順をチェック!
(1)まずは全体に付着した汚れを落とすための洗車作業をしていく。しっかりと水を掛けて、砂など流し飛ばせる汚れは確実に落としていく。
(2)流したあとはシャンプー洗車を行っていく。この段階で特に汚れがひどくない状態(もしくは塗装表面の状態が良い)なら、このままコーティング作業へ。
(3)表面にシャンプーでは落とせない水シミなど、ウォータースポットなどの汚れがあれば、専用ケミカルで拭き落としていく。この際擦るのは厳禁
(4)施工の際、被膜構成に邪魔となる頑固な油汚れがある場合にも専用のケミカルを施工していく。こういった作業がコーティングの際には実は重要。
(5)洗い作業などの下準備が終わったら、いざ施工を進めていく。コーティング剤をスポンジにとりボディ表面へ均一にムラなく薄く塗布していく。
(6)部位ごと(ボンネット、ドアパネルなど)に塗り込んだら乾いたクロスで拭き上げていく。この拭き取り作業も重要で、コーティングの仕上がりを左右する。
水は弾きに違いあり! つや消しにもコーティングは出来る!
コーティング施工前
施工する前の状態は、つや消し塗装という特殊な状態もあり、ノーコーティング状態でも撥水している状態に。これがプロが提供するするコーティングをしっかりと掛けると?
コーティング施工後
コーティング施工後は、見た目のツヤ感はあまり変わりないが表面に付着した水滴が“流れる”ような状態に変化。コロコロと転がる様子は見ているだけでも楽しい!
施工料金は8万3300円!(※プロボックスはMサイズ扱い)
今回、施工を行ったコーティングはWサンシャインビューティーというメニューで、通常は2層コートの高密度なガラス被膜を3層コートに掛けるメニュー。3年間洗車のみノーメンテナンスの高耐久性が魅力。
【取材協力/BEAUTY 1 春日店】
住所●愛知県清須市春日五反地12
営業時間●10:00~20:00(最終受付19:30)
電話●080-9726-2775
定休日●月曜日
https://www.beauty-1.jp