パワースライドドア装着車であれば迷わず導入を!
【シンケ・クイックタッチ】
パワースライドドアはワゴン、コミューターに、デュアルスパワーライドドアはS-GLにメーカーオプションで装着できる便利な装備。
ただ車内からドアを開ける時、開閉用のドアハンドルが意外に重く、力が必要。力の弱い女子やお年寄りなどには使いづらいという声もある。
そこでオススメしたいのがスイッチを押すだけで開閉ができるクイックタッチ。運転席付近にしかないパワースライドドアスイッチを使いやすい場所に増設するアイテムで、片側、両側に設置可能。
薄型フィルムスイッチを希望の場所に貼り付け、付属の配線を接続するだけなので電気系DIYが得意なら自分でチャレンジするのも一手。挟み込み防止などの安全システムは純正と同じなので安心だ。
S-GLにオプションの両側が電動スライドドアのデュアルパワースライドドア車の場合、クイックタッチを2個装着すれば、どちらのドアもワンタッチ開閉が可能になる。
クイックタッチの操作は超簡単。装着した丸形スイッチのセンターの黒い部分を押すだけで、スライドドアが開閉できる。これなら力の弱い人でも大丈夫。
クイックタッチを自分で装着してみよう!
クイックタッチはスイッチを貼り付け、既存の配線に付属線をつないでセットする。電気系が得意な人ならDIYでチャレンジするのもあり。下記の作業ができたら、ウェザーストリップを戻し、スライドドアを手動で閉める。その後、スイッチセンターの黒い部分を1秒以上長押しして開閉できるか確認。動かない場合は配線の接続部分などをチェック。
(1)必要な工具はパネル外し、ドライバー、レンチ、プライヤー、絶縁用のビニールテープ、脱脂用のパーツクリーナーなど。
(2)メイン作業である配線をするためスライドドアを開けた所にあるスカッフプレートを外す。隙間にパネル外しを差し込んで外していく。
(3)スイッチを貼る。装着箇所はスライドドア前側、ピラーパネルの境目の上側。スイッチを貼る前にパネルの脱脂を忘れずに。
(4)スイッチの配線をピラーパネル内に入れるためスライドドア前側のウェザーストリップ(ゴムカバー)を外す。手で引っ張れば簡単に外れる。
(5)付属の配線とスイッチのカプラーを接続したら、配線をピラーパネルの内側に収納し、スカッフプレートを外した部分まで這わせていく。
(6)スカッフプレートを外した部分の後方にあるカプラー(写真02の赤点線部分)を取り外す。そのカプラーに付属の配線を接続する。
(7)イラストの16番端子につながるカプラーの線に、クイックタッチの黒白線を付属のエレクトロタップで接続。その後カプラーを再接続する
(8)スカッフプレートを外した後方の上部にあるボルトに、クワガタ端子を付けたクイックタッチのアース線(黒線)を固定すれば作業は完了。
SPEC
■価格:7700円(片側)、1万4850円(両側) ■対応:電動スライドドア装着車
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]