ヨシムラジャパン製パーツをメインにカスタマイズされたホンダ・モンキー125。

 鈴鹿8時間耐久レースを始め、数々のロードレースで活躍するバイクパーツメーカー・ヨシムラジャパン(以下ヨシムラ)。東京モーターサイクルショー2022のヨシムラブースでは、2021年、5速ミッションに進化したモンキー125をベースに、ヨシムラ製パーツを盛り込んだカスタムが展示された。丸みを帯びた愛くるしいモンキー125に、レースで培ったヨシムラ流のレーシングスピリッツがフル投入されている。

ノーマルのホンダ・モンキー125(パールネビュラレッド)。価格は44万円(税込)。
ノーマルのアップ型マフラーからヨシムラ製ダウンマフラーに変更してイメチェン。
ボディはレッド×ガンメタ(マット仕上げ)のヨシムラワークスカラーにペイント。

 ガソリンタンク、メーターバイザー、サイドカバーはレッド×ガンメタ(マット仕上げ)のアグレッシブなヨシムラワークスカラーにペイント。ボディカラーに合わせ、前後ホイールにはリムステッカーTYPE-Aをコーディネイト。

 マフラーは市販の機械曲ストレートサイクロン(政府認証)をベースに、“ヨシムラ”の立体ロゴを導入したワンオフ(参考出品)を装着。オーリンズ製のリザーブタンク付きリアショック、フェンダーレスKITとの組み合わせによりレーシーなリアビューに仕上げている。

 ステップは様々な走行シーンにおいて安定したグリップとダイレクトなシフトフィールを実現したステップKIT X-TREADに変更。このステップはライダーの好みや体型に合わせ、ステップ位置が2ポジション変更可能。さらにペダルピンの位置やシフトストロークも調整できるのがポイントだ。

 シリンダーヘッドにはアルミヘッドサイドカバー、クラッチカバーにはアルミエンジンケースガードKITクランクケースカバー「PRO SHIELD」とオイルフィラーキャップ Type-FB(M20xP2.5mm)を組み合わせ、存在感と高級感を大幅にアップしている。

装着パーツ

商品名価格
ストレートサイクロンマフラー参考出品
右サイドカバーSET1万8700円~
メーターバイザー1万780円~
フェンダーレスKIT1万3200円
ヨシムラ ステップKIT X-TREAD
アルミヘッドサイドカバー1万2100円
アルミエンジンケースガードKITクランクケースカバー「PRO SHIELD」参考出品
オイルフィラーキャップ Type-FB(M20xP2.5mm)3300円
フレームキャップSET5280円
※すべてヨシムラジャパン製
実はツアラーなモンキー125。エンジン一新でストレスなしの走りに進化!

2018年4月に登場したモンキー125を目の当たりにして、「これがモンキー?」と猜疑心に満ちた反応を示す人は多かったと思います。公道走行できる世界最小のバイクで、ハンドルを折り畳めば車に積載することもできる。小さなボディであることがモンキー最大の特徴である魅力だったからです。しかし徐々にではありますけどモンキー125の存在も浸透し始めてきました。新たなレジャーバイクとしての良さが理解されてきたのです。そして3年目の今年、モンキー125は初のモデルチェンジを受けました。エンジンがロングストルーク化されて出力特性を変更すると同時に、マニュアル5速ミッションを採用したのです。モンキー史上初の5速ミッションは走りをどのように変えたのでしょうか? REPORT●栗栖国安(KURISU Kuniyasu) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

https://motor-fan.jp/bikes/article/16739/
マフラー重量はノーマル(約5.2kg)の半分以下! OVERレーシングのホンダ・モンキー125カスタマイズ|東京モーターサイクルショー2022

2022年にモンキー125は初のモデルチェンジを受け、エンジンをロングストルーク化して出力特性を変更するとともにマニュアル5速ミッションを採用。さらに進化を遂げたモンキー125をベースに、老舗の人気バイクパーツメーカー・OVERレーシングが自社パーツを駆使してカスタマイズ。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) オーヴァーレーシングプロジェクツ https://www.over.co.jp/

https://motor-fan.jp/bikes/article/34619/