やまびこ：農林業の脱炭素化に向けた「２ストロークエンジン」と「電動パワーユニット」［自動車業界60秒ブリーフィング］

2023.12.24 08:00

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やまびこは、農林業用の小型作業機械を製造する日本の老舗メーカーで、独自の脱炭素化技術を開発している。彼らの主要な取り組みは、「2ストロークエンジン搭載シリーズハイブリッドシステム」と「DC50V電動パワーユニット」の二つだ。

このハイブリッドシステムは、2ストロークエンジンにバッテリーとモーターを組み合わせ、高出力と環境性能を両立させている。また、ドローン用の「水平対向2気筒2ストロークエンジンパワーユニット」も開発中で、長時間飛行と高いペイロードを可能にしている。

一方、DC50V電動パワーユニットは、小型エンジンの電動化を目指しており、特にプロ向けの農業機械に焦点を当てている。このユニットは、高負荷下での長時間使用に耐えうる高性能を持ち、やまびこはこれを社外にも供給し、脱炭素化に貢献していく計画だ。