北米ホンダがUSABSと結んだパートナーシップにより、USABSのアスリートたちは、ホンダR&Dのエンジニアがアメリカ合衆国で50年以上にわたり蓄積した製品開発活動に基づく高度な技術知識とエンジニアリング専門知識を活用することができる。さらに、オハイオ州イースト・リバティにある世界有数のテスト施設「HALO エアロアコースティック風洞」(ホンダ・オートモーティブ・ラボラトリーズ・オブ・オハイオ)の広範な能力も活用される。この施設は2022年に稼働が開始されて以来、車両開発のための空力テストを実施している。

このパートナーシップは2030年まで継続されるため、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック大会におけるUSABSチームが支援される。さらに、ワールドカップと世界選手権大会で継続され、2030年フランス・アルプス冬季オリンピック大会に向けて継続される。USABSに最高のパフォーマンスを提供するため、ホンダは自動車開発で採用する基本的なアプローチを適用し、その装備を選手に最適化する。