極薄の先端部でわずかなすき間にも差し込むことができる!

TONE『メタルトリムリムーバー』はその名の通り、オール金属製の内装はがし。全長は約210mmで、左右はストレートとベントの組み合わせ。先端部はストレートが0.3mm、ベント部が0.2mmという薄さで、わずかなすき間にも差し込める。当然金属製なのでほとんどしならず、ダイレクトに力を加えることができるのだ。そこで実際にパネルなどを外すテストをしてみた。

TONE『メタルトリムリムーバー MTR-401(価格:3179円/税込)』

従来の樹脂製内装はがしと併用すれば最強だ!

本体質量は約70g。ストレート側のグリップ部にはわずかなへこみがあり、ズレずにしっかり握ることができる形状となっている。

本体質量は約70gと非常に軽量。シンプルなグリップ形状だが適度なくぼみがあり、しっかり握ることができる。

まずは実際にドアパネルを外してみた。ストレート部でも0.3mmという薄さで、わずかなすき間にも差し込むことができ、一発で外すことができた。しかしながら少し力を入れすぎるとドアの金属部分にキズを付けてしまう恐れもあるので、必要に応じてウエスを挟むなどして対処するといいだろう。

ストレート部の先端は0.3mmという薄さ。緩やかなカーブを描くベント部の先端はさらに薄い0.2mm。どんな狭いすき間にも差し込めるのだ。

オススメの使い方は、まずはパネルなどを傷付ける心配の少ない樹脂製内装はがしで作業を進め、すき間のほとんどないパネルや頑固で外れにくいパネルに遭遇したら、メタルトリムリムーバーのお出まし。どんな狭いすき間にも差し込むことができ、しならずダイレクトに力を入れられ、いとも簡単に取り外せるのだ。

通常の作業ではストレートだけでも十分だが、てこの原理で力を加えたいときにはベントと賢く使い分けるといいだろう。