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5速ミッションのガンナー125は日本初公開!
前後一直線に伸びる、大砲のようなメインフレーム&ボディが特徴的な、タイ生まれのガンナーシリーズ。既存のバイクにはない個性的なフォルムが話題となり、ネットニュースにも取り上げられるなど、知名度は急上昇。東京モーターサイクルショー2022の会場でも、多くの観客から熱い視線を浴びていた。
ガソリンタンクは円柱のメインフレーム部にレイアウト。前後ホイール径は12インチに設定。正立型のフロントフォークはメインフレーム下部のステムのみに固定する、スクーター風の設計。前後ブレーキは制動力に優れたディスク式とし、フロントは片押し2POTキャリパーを採用。リアショックはスポーティなモノショックタイプを導入。
ガンナーシリーズは50・100・125の3種類をラインナップ。50(排気量49.47cc)と100(排気量97.2cc)のメインフレーム&ボディ、足周りは共通で、エンジンは腰上(シリンダー&シリンダーヘッド)がフロントタイヤ側にレイアウトされた横型エンジンを搭載。
50のボア径×ストローク長は39mm×41.4mmのロングストローク型。一方、100のボア径×ストローク長は50mm×49.4mmのショートストローク型。一般的にロングストローク型はトルクフルで粘り強く、ショートストローク型は回転を上げてパワーを稼ぐ特性。両車の走りの違いは、下記をチェックしてみて欲しい。
今回日本初披露となった125(排気量124cc)は、50や10よりもやや大きめのボディサイズが特徴。エンジンは腰上(シリンダー&シリンダーヘッド)が上方にレイアウトされた、パワフルな縦型エンジンを搭載。50と100は4速ミッションだが、125はスポーティな5速ミッションを採用している。
125のボア径×ストローク長は56.6mm×49.5mmのショートストローク型。一般的にショートストローク型は、回転を上げてパワーを稼ぐスポーツモデルに採用。最高出力は非公表だが、パワフルでスポーティな走りが大いに期待できそう。なお、ロングシート・タンデムベルト・タンデムステップを装着した125は2人乗りも可能だ。
カラーは各排気量とも、イエロー、グリーン、レッド、ブルー、ホワイト、ブラックの6色。スピードメーターの表示カラーは7色から選択可能。
フェニックスエンジニアリング・ガンナー125……36万800円(税込)
エンジン | 空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ |
排気量 | 124cc |
ボア径×ストローク長 | 56.6mm×49.5mm |
圧縮比 | 9.2 |
エンジン始動方式 | セルモーター&キック |
変速機形式 | マニュアル式/リターン5速 |
燃料タンク容量 | 5.5L |
全長×全幅×全高 | 1770mm×720mm×1070mm |
ホイールベース | 1200mm |
車両重量 | 105kg |
前ブレーキ | シングルディスク+片押し2POTキャリパー |
後ブレーキ | シングルディスク+1POTキャリパー |
前タイヤ | 100/90-12 |
後タイヤ | 120/70-12 |
ガンナー100……29万4800円(税込)
エンジン | 空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ |
排気量 | 97.2cc |
ボア径×ストローク長 | 50mm×49.5mm |
圧縮比 | 7.1 |
エンジン始動方式 | セルモーター&キック |
変速機形式 | マニュアル式/リターン4速 |
燃料タンク容量 | 4.5L |
全長×全幅×全高 | 1670mm×690mm×1170mm |
ホイールベース | 1150mm |
車両重量 | 75kg |
前ブレーキ | シングルディスク+片押し2POTキャリパー |
後ブレーキ | シングルディスク+1POTキャリパー |
前タイヤ | 100/90-12 |
後タイヤ | 120/70-12 |
ガンナー50……26万1800円(税込)
エンジン | 空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ |
排気量 | 49.47cc |
ボア径×ストローク長 | 39mm×41.4mm |
圧縮比 | 7.1 |
エンジン始動方式 | セルモーター&キック |
変速機形式 | マニュアル式/リターン4速 |
燃料タンク容量 | 4.5L |
全長×全幅×全高 | 1670mm×690mm×1170mm |
ホイールベース | 1150mm |
車両重量 | 75kg |
前ブレーキ | シングルディスク+片押し2POTキャリパー |
後ブレーキ | シングルディスク+1POTキャリパー |
前タイヤ | 100/90-12 |
後タイヤ | 120/70-12 |