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ホンダ NX500(2024年モデル)
1988年に発売されたNV=New X-over(ニュークロスオーバー)が久々に復活!
ホンダのNEWモデル「NX500」は、2013年より欧州で発売中のクロスオーバーモデル「CB500X」の進化版。今回のモデルチェンジを機に、名称がNV500に変更された。
“NV”という名称は、「New X-over(ニュークロスオーバー)」を略したものだが、新しいネーミングではない。欧州では1988年に「NX650ドミネーター」、国内ではバイクブーム真っ只中の1988年に「NX125」がクロスオーバーの先駆けとしてリリース。
久々の復活となるニュー・クロスオーバーのNX500は、ワインディングロードからグラベルトレイル、長距離アドベンチャーなど、様々なシーンを楽しめるように設計。従来のCB500Xをベースに、新たなスタイリングの採用と、仕様・性能のアップグレードを遂げている。
NX500は1.5kg軽量化した新しい5スポークアルミキャストホイールの採用で、合計3kgの軽量化を実現(車両重量は196kg)。Φ41mm径のショーワ製SFF-BP倒立型フロントフォークは、スプリングレートとダンピングの見直しにより、ハンドリングダイナミクスとフィーリングを向上。また、新しいフューエル・インジェクションの設定により、鋭い加速を実現。
エンジンは水冷4ストローク並列2気筒DOHC 4バルブ471ccを搭載。最高出力は35kW(47.6ps)/8600rpm、最大トルクは43N・m/6500rpmを発揮する。ミッションは6速リターン式。
NX500は5インチTFTスクリーン、Honda RoadSync、HSTCを採用。スタイリングは新型ヘッドライトを中心に一新され、フロントからリアまで新しい樹脂材を採用。コンパクトなアドベンチャースタイルの堂々としたシルエット、ソリッドなフォルム、使い勝手の良さをミックスしている。
NX500の前進となるCB500Xは、国内では排気量を471cc→399ccにダウンさせ、普通自動二輪(中型二輪)免許でも乗車できる「400X」として販売中(2023年11月現在)。
2023年11月7日、ホンダはNX500を400ccクラスに排気量ダウンし、「NX400」として国内販売すると発表。なお発売時期や車両諸元は、情報が入り次第レポートします!
ホンダ NX500(2024年モデル) 主要諸元
全長×全幅×全高 | 2165×830×1415mm |
ホイールベース | 1445mm |
最低地上高 | 180mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 196kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC並列2気筒 |
総排気量 | 471cc |
ボア×ストローク | 67×66.8mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 35kW/8600rpm |
最大トルク | 43N・m/6500rpm |
燃料タンク容量 | 17.5L |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料消費率 ※WMTCモード値 | 27.8km/L(1名乗車時) |
キャスター角 | 27.5° |
トレール量 | 108mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ296mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/80R19M/C59H・160/60R17M/C69H |