ホンダ CBR250RR レースコンプリート車……価格は「HRCサービスショップ」に要問い合わせ
一般公道走行用である市販のホンダCBR250RRをベースに、ホンダのレース部門「HRC」がチューニングを施したレース用コンプリート車。新型のフロントアッパーカウル、アンダーカウル、シートカウルは、空気抵抗を極限まで減らしたレース専用設計。
エンジンは圧縮比、吸気ポート、カムシャフト、ピストンリングなど、エンジン部品の細部に変更を施し、レースベース車専用のECUや、新型のエンデュランス製レース用マフラーを組み合わせ。中低速域の出力特性はそのままに、最高出力アップを実現した。
「Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)」と「ウイリー制御機能」の電子制御システムを追加し、アクセルを開けた状態で後輪の駆動力を抑制。スポーツ走行でのライダーの操作入力を補助しているのもポイント。
走行モード、トラクションコントロールモード、エンジンブレーキの各モード設定数も増加。 さらに社外品センサー等が接続できる、外部入力カプラーを追加装備。シフトアップ・ダウンに対応する「クイックシフター」も標準装備済み。
フロントフォークはショーワ製SFF-BP(Separate Function Fork – Big Piston)の倒立型を採用。バネ下荷重軽減し、路面追従に貢献しているのもレース専用車ならではの仕様。