初心者こそライディングシューズにこだわってほしい。SCOYCOからエントリーシューズが登場予定。|東京モーターサイクルショー2024で見つけた気になるもの

ライディングギアブランドSCOYCOから、初心者や初めてバイクに乗る教習受講者に向けたライディングシューズが発表された。乗りやすさとプロテクト性能を高めたシューズは、初心者でなくても普段使いに履けそうなモデルだ。
見た目は地味だが履きやすさ、扱いやすさにとことんこだわった高機能ライディングシューズ

SCOYCOは1998年創業の中国発のライディングギアブランド。アイテム数が多く、品質が高いことから、アジア圏だけでなく、北米、南米でも人気のブランドだ。日本ではバイク販売の株式会社はとやが取り扱い、現在はライディングシューズを中心に販売し、日本向けの製品開発なども行っている。

ソールはフラットなので、さまざまな形状のステップでも引っ掛かりがなく自由なポジションがとれる
つま先と踵にはプロテクション装備。左足つま先部分にはシフトペダルのガードも装備されている

このライディングシューズは、機能性はもちろん、普段使いでも履けそうなデザインも魅力。バイクを降りてからツーリング先で散策を楽しんだり、キャンプをしたりしても足に負担がかからない、カジュアルデザインのシューズも数多い。そんなSCOYCOが提案する新しいライディングシューズは、バイクに乗り始めたばかりの初心者や、バイクの免許を取得するために教習所に通っているライダーに向けた「MT083」という新モデル。足首までがっちりガードされたライディングシューズやブーツは、操作に不慣れな初心者には動きにくく感じてしまうため、操作性を優先したローカットタイプを採用。つま先、踵にはプロテクターを装備するほか、ソールにはシャンク(土踏まずを支えるパーツ)を入れることで、シフトやブレーキをしっかりと操作ができ、歩行時にも安定感が生み出している。ソールはフラットなので、バイクの車種に関係なく、自由なポジションを取れるのも特徴だ。教官歴16年の先生が監修して完成した日本向けのオリジナルシューズ。カラーはホワイトの他にブラックも用意して、価格は7700円。まもなく発売される予定だ。

日本人の足の形に合わせて作られたJAPAN-FITシリーズも人気。
機能性と可愛らしさを盛り込んだレディースアイテムも数多く用意している
日本では未発売だが、ヘルメットもラインナップ。カーボン帽体など、昨日もデザインも魅力的。国内販売を希望!

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著者プロフィール

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橘 祐一