琵琶湖上の人工島に約170台のカブが集結! 第19回カフェカブパーティーin関西が滋賀県草津市矢橋帰帆島公園で開催!!

全国のカブ主たちの交流の場として開催されている『カフェカブパーティー』は今やすっかりおなじみとなったイベントです。北は北海道から南は九州まで毎年各地で開催されていますが、19回目となるカフェカブパーティー関西が5月19日(日)、滋賀県草津市立矢橋帰帆島公園大はらっぱ広場を舞台に行われました。昨年までは対岸の大津湖岸なぎさ公園が会場でしたが、今回は琵琶湖上の人工島である矢橋帰帆島公園特設会場での開催となりました。

写真:徳永 茂
主催:カフェカブ運営事務局
協力:本田技研工業株式会社
   株式会社ホンダモーターサイクルジャパン

新緑に色とりどりのカスタムカブが溶け込む光景は圧巻

矢橋帰帆島公園で初開催となったカフェカブパーティーin関西には200台ほどのエントリーがあったそうです。しかし当日は午後から雨との予報に参加を見合わせた人もあり、最終的には約170台が大はらっぱ広場に集結しました。会場となった広大な公園にはキャンプ場が併設されていて、前日からキャンプしていた参加者も何人かいました。中部や関西圏からのアクセスが良く、キャンプもできるので最良の会場なのですが、とにかく広大なので長い距離を押し歩いてこなくてはならないのが難点です。参加者からもこの点については不評でした。

広い公園内の遊歩道を会場である大はらっぱ広場まで押し歩いてこないといけない。荷物を満載した参加者にはちょっとつらかったようだ

とはいうものの午前9時の開始時には大半の参加者が集まり、ステージ前にカスタムカブがズラリと並べられました。色とりどり、千差万別のカスタムカブがこれだけの台数が揃うと、壮観です。

そんなカスタムカブを囲んで至るところで談笑する様子が見られました。情報交換する参加者も多く、それぞれに交流を深めていたのが印象的です。また、興味津々といった面持ちで気になるカスタムカブをじっくり眺めて回っている参加者も目につきました。人気投票をするためといことももちろんありますが、やはりカブを愛する者としてつい目が離せなくなってしまうのでしょう。

昼にはゲストの中部博氏によるトークショーが行われ、その後は恒例となっている各賞の発表が順に行われました。選出された参加者にはステージ上で協賛各社の豪華賞品が授与され、会場から大きな拍手が送られていました。そして最後にはお楽しみの豪華賞品争奪じゃんけん大会が行われ、大いに盛り上がって終了しました。

約170台集結した個性派カブを囲んで、至る所で談笑の輪が広がっていた。カブ乗りたちの交流がこうして深まっていく
会場にはモリワキエンジニアリングのブースなども出展。カブ用のマフラー展示やモリワキモナカの販売などが行われていた
キッチンカーも2店が出店し、参加者たちのお腹を満たしてくれた
時折小雨が降るあいにくの空模様の中、200名ほどの参加者たちはみな、カフェカブパーティー関西を楽しんでいた
横浜から自走してきた参加者が遠来賞を獲得
最年長賞には75歳の参加者が獲得
クロスカブで参加のカップルがタンデム賞
人気投票第6位の参加者たち
人気投票第4位の参加者たち
人気投票第2位の参加者たち
最後は豪華賞品獲得大じゃんけん大会で締めくくり
ステージトークショーは『スーパーカブはなぜ売れる』の著者であるノンフィクションライターの中部博氏をゲストに迎え、さまざまな話を披露した
最年少賞は親子で参加した17歳の女子高校生
レディス賞は2名が獲得
人気投票第5位の参加者たち
人気投票第3位の参加者たち
人気投票第1位に輝いたのは、CT125ハンターカブをダートトラッカー風にカスタムした船長さん

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著者プロフィール

栗栖国安 近影

栗栖国安

TV局や新聞社のプレスライダー、メーカー広告のモデルライダー経験を持つバイクジャーナリスト。およそ40…