ヤマハのビッグシングルは絶版後も人気! SR400/500のアメリカンカスタム集【その1】|ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー2024

2024年12月1日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された日本最大級のカスタムカー&カスタムバイクイベント「ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー(HCS)2024」。32回目を迎えるこのイベントには、ビルダーたちが手掛けたハイレベルな作品が全国から集結。ここでは空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載したヤマハの超ロングセラービッグシングル「SR400(399cc)」と「SR500(499cc)」のアメリカンカスタム群をご紹介しよう。
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
イベント主催:MOONEYES(ムーンアイズ) https://www.mooneyes.co.jp/
DAIACT(公式インスタグラム) https://www.instagram.com/daiact_dai/?hl=ja
七伍屋輪業 https://www.sitigoyaringyo.com/

絶版後もカスタムベースとして超人気! ヤマハSR400/500

空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブエンジンを搭載し、鼓動感やオートバイ然としたスタンダードなスタイリングで人気を博したヤマハのロングセラーモデル、「SR400」と「SR500」。“ビッグシングル”と呼ばれたSRの魅力はたくさんあるが、人気を得た最大のポイントは、やはりカスタムの自由度。絶版となった現在でも、カスタムベースとして支持されている。ここではロー&ロングスタイルに仕上げた、アメリカンカスタムをご紹介しよう。

ベース車両:ヤマハ SR400 製作:DAIACT

愛知県名古屋市にあるカスタムショップ「DAIACT」が製作したSR400ベースのアメリカン仕様。スイングアーム一体型のフレーム、アップハンドル、インナーチューブをロング化したフロントフォーク、デザインにこだわったシーシーバーなどで大胆かつ可憐なチョッパースタイルを獲得。エンド部をカチ上げたメッキ仕上げのダウンアップマフラーもGOOD。

ベース車両:ヤマハ SR400 製作:七伍屋輪業

愛知県名古屋市にあるカスタムショップ「七伍屋輪業」が製作したSR400ベースのアメリカン仕様。SRのビッグシングルエンジンのフォルムを活かした、大胆でインパクトのあるフレームや足周りにカスタマイズ。独自形状のガソリンタンクや超ロングタイプのエキゾーストシステムなど、チョッパーカスタムに相応しいスタイリングにカスタマイズ。

ベース車両:ヤマハ SR400 製作:七伍屋輪業

インナーチューブをロング化した正立型フロントフォーク、フレームと一体型のリジッド式スイングアーム、上方に伸びたシーシーバー、ベーツライト、ティアドロップ型のガソリンタンクなどで正統派チョッパースタイルにモディファイ。ロー&ロングの足周りにセットされた前後ホイールは、アメリカンカスタムによく似合うスポーク型。前後ブレーキはドラム式とし、レトロな雰囲気を演出。

ベース車両:ヤマハ SR 製作:七伍屋輪業

フレームと同色に仕上げたブラックカラーの小ぶりのティアドロップタンクに、ゴールドのYAMAHAのロゴを配置。ロー&ロングのチョッパースタイルながら、ハンドルポスト固定型のアップハンドル、前後ドラムブレーキなどでノーマルの雰囲気を踏襲。インパクトのある肉厚でワイドなフロントタイヤは、DUROの4.00-18サイズをセレクト。

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