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レインコート レインウェア レイン ポンチョ 3XL 自転車 原付 スクーター バイク 雨具 梅雨対策 雨の日 ◇RIM-A32……購入価格:2208円(税込/送料込)
購入したポンチョは、ウォークスルーのスクーターやスーパーカブ、加えて自転車にも使えそうな、雨天時のお役立ちアイテム。上記の写真で見る限り、このポンチョは身体をスッポリと覆い、雨からライダーの身体をガードしてくれそうだ。詳細は下記の【1回目(全2回)】を参照!
◇ 仕様 ◇
カラー:グリーン、カーキ、グレー、イエローの各色
サイズ:3XL(前幅154cm、前縦122cm、後幅100、丈82cm)
素材:PVC
防水度/透湿度:無記名
※PVCとは......塩化ビニールを重合させたプラスチックの一種。5大汎用樹脂の1つで、安価で汎用性が高く、防水性に優れているのが特徴。重合度により用途は異なる。
◆購入サイト https://store.shopping.yahoo.co.jp/raimu-house/r221001-01n.html
透明の「つば」とフェイスガードは“意外と”頑丈
このポンチョには歩行自転車や散歩、スポーツ観戦やレジャーなど、ヘルメット未着用時に重宝する、透明の「つば」やフェイスガードも付属。まずは両者を装着した状態で、防雨性をテストしてみた。
筆者のバイク人生において、このような水の噴射は、いまだかつて経験したことがない。高圧洗浄機の威力は、超大型台風の比ではなかった。ノズルから噴射される水圧は、想像以上に物凄いものだ。コンプライアンスなどない時代、テレビのバラエティ番組で芸人が、
・海パン一丁で消防車に水噴射される
・満席のバスに乗せられ、クレーンに吊り下げられて海に沈められる
等々の姿を、「バカだな、コイツら~」と上から目線で頻繁に視聴。筆者はこの時、まるで若き日のたけし軍団、ダチョウ倶楽部、もしくは出川哲郎になった気分だ。当時の彼らと同じく、ヤバいよヤバいよぉぉぉーの状態。
透明の「つば」とフェイスガードは、薄くてペラッペラの樹脂製。装着時は「こんなものが本当に役に立つのか?」と思ったが、意外や意外、超大型台風を遥かに凌ぐ水攻めを阻止。
「つば」は頭上から降り注ぐ大量の水を前方に逃がし、フェイスガードは噴射機による水の直撃を食らっても、外れたり歪んだりすることなく、顔面をガード。フェイスガードの水はけは良く、視界が遮られることもない。
雨の日に透明の「つば」とフェイスガードを装着したポンチョを着用し、自転車(ママチャリ)に乗ってみたが、基本的に顔面が濡れることはなし。透明の「つば」とフェイスガードを装着したそのフォルムは、一見ハリボテ感満載だが、見た目とは裏腹な防雨性の高さに驚いた。
首下の防雨性はほぼ完璧! ただし足元に水が垂れるのがネック
テスト車両はホンダのベストセラーモデル・スーパーカブ50。今度はフルフェイスヘルメットとポンチョを着用し、実際の走行を想定してテストを実施。
バイクのフロント部をスッポリと覆うこのポンチョは、前方から吹き付ける高圧洗浄水から首下をしっかりとガード。フードにもなる首元は、ゴム紐による「絞り調整機能」も採用されているので、首元から大量の水が浸入することもない。
このポンチョは雨ガッパとは一味違う、“バイクとの一体感がある”防雨性を持っているのが特徴。例えていうならば、大型のフロントカウルを装着したイメージ。前方からの雨をガードし、外に流してくれる感覚だ。
今回テストしたポンチョは、
1:左右のバックミラーを通過させるためのファスナー付き窓を採用
2:フロントのヘッドライトやウインカー、メーターを露出させるため、フロント部は透明ビニール仕様に設計
上記2点も、バイクとの一体感につながっていると思う。
購入サイトの広報写真ではバイク乗車時、両脚はほぼポンチョに覆われていたが、今回のテスト車であるスーパーカブ50は、乗車時における両脚のひざ下は全開露出の状態。ただしスーパーカブ50に装着されたレッグシールド(足元をガードする白い外装パーツ)のおかげで、大まかな水は凌げた。
ただしポンチョから垂れてきた水で、靴の中はかなり濡れてしまった。この点は改善の余地があるかな?
雨の中でのテスト走行。防雨性に加え、街乗りでの利便性は良好! そのワケは?
超大型台風の比ではない、高圧洗浄機による水の嵐を受けた後日(12月)。雨天時にポンチョを着用してテストを実施。コンプライアンスに反するともいえた水の嵐に比べると、天から降ってくる雨は、優しいやさしい~♪
原付一種(排気量50cc)の法定速度である30km/hで街中を走行したが、首下が濡れることはなく、寒さも凌げて快適性も良好。両ひざが露出しているため、横風により靴の表面には雨水がかかったが、靴の中まで濡れることはなかった。
このポンチョのポイントは、雨ガッパよりも遥かに着脱しやすいこと。また目的地に着いて脱いだ時、車体カバーのように被せて干せること。この点は雨ガッパよりも利便性が遥かに高い。
時速30km/h走行以内では、走行中にポンチョの裾がバタついたり、めくれ上がることはなかった(風力の違いや走行スピード等により異なる)。ただし丈が結構長いので、車種によっては車輪への巻き込みの可能性もあるので注意したいところだ。
※注:上記はあくまでも個人による感想であり、テスト環境、天候、体調等々により結果や感じ方等々は異なります。