目次
ディテール解説
ゴムブーツを備えたテレスコピックフォークや、ハロゲン球を採用した丸型ヘッドランプを装備。フロントマスクは、コンセプト通りクラシカルな雰囲気が漂う。
φ270mmのシングルディスクローターには3ポットのピンスライド式油圧キャリパーを装備。前後連動式ブレーキが採用されている。フロントフォークはφ35mmの正立式テレスコピック。装着タイヤは中国のティムソン製。
セミダブルクレードルフレームに横置きのVツインエンジンを搭載。前後Vバンクの間に吸気系のデバイスを置き、右サイドにエアクリーナーBOXがはみ出たデザインもそれらしい雰囲気を醸し出す。
挟み角60度のV型2気筒エンジン。水冷方式だが、シリンダーヘッド部には冷却フィンもデザインされている。写真の上隅(タンク前方の左脇部)には、USB電源ソケットが装備されている。
前バンク前方排気、後バンク後方排気のエキゾーストパイプはいずれも右出し式。スイングアームピボット部の下方で集合し、右側1本のロングマフラーに導かれている。
スイングアーム式リヤサスペンションはには、デュアルピッチスプリングを持つ、レイダウンされた2本ショックを採用。リンク回しを使用して5段階のプリロード調節ができる。
後輪にはティムソン製150/80-15インチサイズの太いタイヤを履く。リヤブレーキはφ250mmのシングルローターに対向2ポットの油圧キャリパーが採用されている。
ブラックアウトされたハンドルバーは、φ28.6mmのアルミテーパータイプ。ハンドルグリップラバーは太鼓状で握りが太めにデザインされている。
シングルのメーターはアナログとデジタルのコンビネーション式。500回転刻みの回転計とアナログ液晶表示の速度計はいずれも見やすい。デジタル表示にはギヤボジションインジケーターも採用された。
太いタイヤを露出させたリヤビュー。ショートカットされたフェンダーエンドにテールランプ&ライセンスプレートステーが一体ユニットで取り付けられている。
主要諸元
エンジン形式:水冷4ストローク60°Vツイン バルブ方式:SOHC 6バルブ 総排気量(cc):124.7 内径x行程(mm):42.0 x 45.0 圧縮比:12.35:1 最高出力(kW / rpm):9.9(13.5ps)/ 10,250 最大トルク(Nm / rpm):10.17(1.037kgf.m)/ 9,250 燃料供給方式:フューエルインジェクション 始動方式:エレクトリックスターター 潤滑方式:ウエットサンプ 潤滑油容量(L):1.4 使用燃料:レギュラーガソリン クラッチ形式:湿式多板 変速機形式:5段リターン 減速比(1次 / 2次):3.50 / 3.64 変速比: 1速 2.75 2速 1.79 3速 1.37 4速 1.05 5速 0.91 フレーム形式:セミダブルクレードル キャスター(度):29° トレール(mm):103 サスペンション(前/後):テレスコピックフォーク(φ35mm正立)/スイングアーム式(ツインショック) ブレーキ(前/後):φ270mmシングルディスク / ピストンスライド3POTキャリパー(CBS)/φ250mmシングルディスク / 対向2POTキャリパー(CBS) タイヤ(前/後):120/80-16 / 150/80-15 ホイール(前/後):J16 X MT2.75 / J15 X MT3.50 全長 x 全幅 x 全高(mm):2,080 x 750 x 1,050 ホイールベース(mm):1,425 最低地上高(mm):175 シート高(mm):710 車両総重量(kg):165 燃料タンク容量(L):12.5
試乗後の一言!
125ccにしてツインエンジンを搭載、ボバースタイルの立派な雰囲気もオーナーのこだわりを主張できる。