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過去に謎の空気漏れを起こしていたアプリオ
じつは以前、一時停止からの発進時にリヤタイヤからブシュッと空気が前抜けしたことのあったJOGアプリオ。コンプレッサーで空気を充填し直すと、それっきり漏れることがなかったので、エアバルブのゴムでも劣化したのかなとなんとなく思っていました。タイヤの溝も無くなってきたので、機を見てタイヤとエアバルブを交換しようと、新品は用意していましたが……。
一方のカブは……

アプリオがパンクしているので、代わりにスーパーカブで出掛けたところ、自宅から数キロ走ったところで、リヤタイヤがパンク。ガソリンスタンドで空気を充填しても、ものの数十秒でまたペッタンコに。ときどき林道に入るくらいで、距離はほとんど増えていないのに、しかもアプリオの不調時のための代替機なのに、こっちまでパンクするなんて大ショックです。
トラブルの原因を探す

パンクした2台を持って、タキタモータースを訪れました。
まずは、スーパーカブの修理から。
リヤホイールを外し、ビードを落としていくとエアバルブのところでチューブがダンゴ状に。
「空気圧不足で走ってましたか」と代表の瀧田さん。
以前、林道を走るために空気圧を下げて、そのままの状態で舗装路を走ったのが原因のようです。
低圧のまま走ったのはおそらく10km程度、しかもパワフルとは言えない、ノーマルエンジンのスーパーカブでもこんな風になってしまうなんて。

結論:林道を走った後は、すぐに適正空気圧に戻す
タイヤからチューブを取り出すと、擦れてゴムが薄くなっている部分を発見。
ただし、ここには穴はなく、実際の漏れはバルブの付け根からでした。
チューブを新品に交換して、タイヤを組み直したらスーパーカブのパンク修理は完了です。
アプリオのビード周りから空気が漏れまくり
JOGアプリオの空気漏れの箇所を探るため、車体から外したホイールにシャボン液をかける。ビード周りのいたるところからブクブクと気泡が発生。ひとまずホイールからタイヤを外すことに。外したタイヤをよく見ると、ビード周りに深い亀裂が。
タイヤの経年劣化でゴムが硬くなり、ホイールとの密着性が低下したことで、空気が漏れてしまったようです。
あらかじめ用意していた新品のエアバルブとタイヤに組み替えて、JOGアプリオのパンク修理は終了。ホイールにシャボン液をかけて、空気漏れがないかの確認も抜かりなし。

結論:経年数と、溝の確認はホントに大事!
SHOP DATA

タキタモータース
所在地:東京都あきる野市小川東2-10-2
URL●https://www.softpower-hachioji.co.jp
タイヤ交換工賃
●JOGアプリオ(1本ショック)……3200円
●スーパーカブ(2本ショック)……4000円
その他費用
●チューブ代……1364円
●タイヤ処分代(1本)……400円
※いずれも消費税込み