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ヤマハ・Fazzio…2025年秋以降発売

ヤマハは「大阪モーターサイクルショー2025」の会場で、新型スクーター「Fazzio」を日本公開するとともに、2025年秋以降に国内導入すると発表した。
「Fazzio」は、フィリピンをはじめとしたアジア地域ですでに販売されているモデルで、現代の若者たちの個性を表現するためにデザインされたスクーターである。このモデルは、都市部での移動に適した高品質なモビリティを提供し、洗練されたライフスタイルをサポートする。
都会的でモダンなデザイン

「Mio Fazzio」は、モダンで都会的なデザインが特徴である。シンプルながらも洗練された外観は、若者たちの個性を引き立てる。カラーバリエーションも豊富で、ユーザーの好みに合わせて選択可能である。コンパクトなボディサイズは、都市部での取り回しやすさを向上させている。
では海外仕様車の諸元をもとに、バイクの詳細を見ていこう。
125cc空冷単気筒エンジンを搭載
このスクーターは、空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載しており、排気量は125ccである。最高出力は6.2kW(8.4PS)/6500rpm、最大トルクは9.9N・m(1.0kgf・m)/5000rpmを発揮する。このエンジンは、燃費効率とパワーのバランスが取れており、日常の通勤や街乗りに最適である(いずれも海外仕様値)。
全長は1820mm、全幅685mm、全高1125mmで、ホイールベースは1280mmである。シート高は750mm、最低地上高は135mmとなっており、様々な体格のライダーに対応できる設計である。車両重量は95kgと軽量で、取り回しやすさが際立っている。
取り回しの良い車体
フロントサスペンションにはテレスコピックフォーク、リアサスペンションにはユニットスイングを採用しており、快適な乗り心地を提供する。ブレーキシステムは、フロントに油圧式シングルディスクブレーキ、リアに機械式リーディングトレーリングドラムブレーキを装備しており、安全性を高めている。
前後ともに110/70-12 47Lのチューブレスタイヤを装着し、12インチのホイールと組み合わせることで、安定した走行性能と優れたグリップ力を実現している。
燃料タンク容量は5.1リットルで、燃費効率の良いエンジンと相まって、長距離の走行も安心である。
スマホコネクト機能も搭載
「Mio Fazzio」には、LEDヘッドライトやデジタルメーターパネルが装備されており、視認性と利便性を向上させている。また、電動スターターを採用しており、始動もスムーズである。さらに、Y-Connect機能が搭載されており、スマートフォンとの連携が可能である。
総じて、ヤマハ「Mio Fazzio」は、スタイリッシュなデザインと実用的な機能を兼ね備えたスクーターであり、都市部での移動手段として非常に魅力的な選択肢である。