【動画モトチャンプTV】モンキーなのにDOHC88cc。チュー二ングモンキーに試乗!

楽しくなくちゃバイクじゃない!を合言葉に、ミニバイクの情報をお伝えしてきたモトチャンプ。狭い誌面を飛び出して動画を無料配信しているモトチャンプTVでは、過去の傑作ビデオも見ることができる。今回は2009年に発売した「Monkey Mechanical DVD 」の一部を抜粋したチューンドモンキー試乗編を振り返ってみよう。

2009年に発売した月刊モトチャンプ監修「Monkey Mechanical DVD」はホンダ・モンキーの楽しみ方をさまざまな角度から紹介するファン必見のDVD。古いためすでに入手困難ではあるが、その内容は今見ても新鮮で楽しめる。見逃していた人も懐かしい人も、ユーチューブで無料配信しているモトチャンプTVは必見。なんと「Monkey Mechanical DVD」の一部が無料で見られちゃうのだ! 今回は「チューンドモンキー 試乗 編 ~【 まるちビデオ 傑作選 】」を紹介しよう。

故・カニ松下氏え(左)がリポーターを務める。

この動画が必見なのは、2013年にマン島TTレースに参戦、不慮の事故で他界してしまったカニ松下こと松下ヨシナリさんがリポーターを務めていることも挙げられる。古くからの読者なら感慨深く思われることだろう。

DOHC88ccストリート最速モンキー

ストリート最速仕様。
DOHC88ccエンジン。

まず紹介しているのは一般道での最速仕様を目指してキタコが開発したDOHC88ccエンジンを搭載するモンキー。エンジンを見なければ普通のモンキーでしかないが、驚きの実力を秘めている。

サーキット試乗。
サウンドチェック。

モンキーの外観をしっかり残しつつ、キタコDOHC88ccエンジンがもたらすポテンシャルアップは計り知れない。実に15000rpmまで回るエンジンは一般道はもちろん、サーキットを走っても楽しさ満点。高回転まで回した時のサウンドチェックもあるから、乗っている気分を味わうこともできるぞ。

DOHC125cc鈴鹿最速モンキー

鈴鹿最速仕様。

続いて登場するのは鈴鹿サーキットを舞台に開催されていたミニバイクレース参戦マシン。フレームまで新開発されたキタコのレーシングマシンで、今回はリストラクターを外したフルパワー仕様に試乗している。

鈴鹿ツインサーキットを激走!
サウンドチェックも必見だ。

サイズもスタイルもモンキーとは程遠い仕様になっているが、そのエンジンはしっかりモンキーベースのDOHC125cc。試乗すると怖さより楽しさが上回るというから、どのようなマシンなのか試してみたくなること必至。1万回転を超えた時のサウンドチェックもあるから見逃せない内容だ!

世界最速 4MINIドラッグレーサー

ドラッグマシンも登場。
その実力はいかに?

最後に登場するのは世界最速4miniドラッグマシンとして製作された、完全なるドラッグレース仕様車。あまりに過激な構成になっていて、カニ松下でさえ試乗を遠慮したという。どんなスタートダッシュをするのかは動画で確認して欲しい。

やっぱりレースしちゃう!

最後は紹介してきた3台にノーマルモンキーを交えたストレートでのタイマン勝負! どのマシンが最速なのかはご想像通りなのだが、各車でどれくらい加速に差が出るものなのかは実際にレースしてみないとわからない。これを見るだけでもミニバイクや4MINIの世界が楽しくなるはずだ。「チューンドモンキー 試乗 編 ~【 まるちビデオ 傑作選 】」は必見だ!

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著者プロフィール

増田満 近影

増田満

小学生時代にスーパーカーブームが巻き起こり後楽園球場へ足を運んだ世代。大学卒業後は自動車雑誌編集部…