カワサキZ900RSをニンジャGPZ900Rに変身させる方法、ドレミコレクションがご提案!

ホンダCB400SF用のCBX400Fレプリカ外装パーツなど、個性的なアイテムをリリースするドレミコレクション。写真はカワサキZ900RSをベースにしたGPZ900Rレプリカ。現在各パーツは市販化に向けた最終段階に入っており、細部を見直し中。間もなくデリバリースタートとなる予定だ。東京モーターサイクルショー2022に展示されたプロトタイプをメインにご紹介しよう。
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
ドレミコレクション https://www.doremi-co.com/

ドレミコレクション Z900RS GPZ900R Ninja Style

ウインカーやテールランプも純正と同デザイン&サイズのLEDランプに設定済み。
アッパーカウルはGPZ900Rの純正と同寸に製作。
こちらは本物のカワサキGPZ900R(2001年モデル/輸出仕様車)
ベース車両であるZ900RSとのバランスも絶妙。PHOTO●ドレミコレクション
PHOTO●ドレミコレクション
PHOTO●ドレミコレクション
PHOTO●ドレミコレクション

 人気のレトロスポーツ・カワサキZ900RSをベースに、“初代Ninja(ニンジャ)”としてもおなじみの伝説のモデル「カワサキGPZ900R」を現代に蘇らせた、ドレミコレクションの「Z900RS GPZ900R Ninja Style」。戦闘機をイメージさせる、グラマラスでシャープなフロントマスクなど、世界中で爆発的な人気を誇ったGPZ900Rのフォルムを見事に再現している。

 アッパーカウルは本物のGPZ900Rのレストアや補修用としても使用できる、純正と同寸に製作。ウインカーやテールランプも純正と同デザイン&サイズのLEDランプに設定済み。

「Z900RS GPZ900R Ninja Style」は早期の市販化を目指し、現在細部を煮詰めるなど、開発は最終段階に突入。なお、「Z900RS GPZ900R Ninja Style」に採用された容量14Lのスチールインナータンクは、すでに先行予約を受付中。その他のパーツの発売予定日は未定だが、間もなくリリースされる予定だ。 

カワサキZ900RS

ドレミコレクション 「Z900RS GPZ900R Ninja Style」

Z900RS/CAFE用スチールインナータンク(容量14L)
Ninja Style タンクカバー(FRP樹脂製)
Ninja アッパーカウル(FRP樹脂製)
アクリポイント製Ninja スクリーン
Ninja Style シートAsyy
Ninja Style シートカウル(FRP樹脂製)
Ninja ウインカーLED
Ninja クリアテールランプLED
Ninja ミラー左右
角型ヘッドランプバルブ球
Ninja Style 外装用フェンダーレスKit
各種取り付けステー
Kファクトリー製ヘキサゴナルチタンマフラー
その他

カワサキの初代Ninja(ニンジャ)!GPZ900Rとは?

1984年に発売された初代のカワサキGPZ900R(A1)。

 現在カワサキ車に用いられている“Ninja(ニンジャ)”という名称は、北米市場向けのGPZ900Rに与えられたネーミングが最初。つまりNinja(ニンジャ)の第一号は、写真のGPZ900Rなのだ。

 世界最速マシンを目指して開発されたGPZ900Rは1984年、海外向けモデルとして発売開始。水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ908ccエンジンは、当時としては最高峰を誇る115馬力を出力。瞬く間に、Ninja(ニンジャ)の名を世界中に知らしめた。

 GPZ900Rは1986年、トム・クルーズ主演の映画「トップガン」に主人公の愛車として登場。日本はもちろん、世界的規模でNinja(ニンジャ)人気に拍車をかけた(国内では750cc版のGPZ750R、400cc版のGPZ400Rがリリースされ、Ninjaシリーズは爆発的ヒットとなった)。

 1990年、国内では750ccの排気量自主規制が撤廃。GPZ900Rは1991年モデル(A8)より、カワサキ初のオーバー750ccとして国内で販売開始(国内モデルは海外モデルのパワーダウン版として発売)。1984年登場以来、ロングセラーモデルとなったGPZ900Rは2003年モデル(A16)をもって生産終了となった。

キーワードで検索する

著者プロフィール

北 秀昭 近影

北 秀昭