サンクチュアリー カワサキZ900RS RCM-534

「装飾ではない本格派カスタマイズ」をコンセプトに製作されたZ900RS。
ノーマルフォルムを重視しつつ、足周りを徹底的にチューニング。
写真は火の玉カラー(ファイヤーボールカラー)を施した、特別仕様のカワサキZ900RS 50th Anniversary(149万6000円)。

 写真はカスタムショップ「サンクチュアリー(SANCTUARY)」のフルオーダーメイドである『RCM(Radical Construction Manufacture ※注1)』で製作された、RCMでは初となるZ900RSをベースにした「RCM-534」。

 カスタムコンセプトは「装飾ではない、本格派カスタマイズ」で、足周りの高級感と重厚性を重視。デコレーション的なカスタムではなく、外装パーツなどノーマルの部分をあえて残し、大人のビッグバイクらしさを演出しているのがポイントだ。

 足周りはロードレース世界選手権でも数多く採用されている、世界最高峰のO・Zレーシング製ホイール、オーリンズ製サスペンション、ブレンボ製ディスクキャリパーで構成。また、各部にデイトナ製パーツも導入して完成度をアップ。RCMに相応しい、ハイエンド仕様を追求したZ900RSに仕上げられている。

※注1『RCM(Radical Construction Manufacture)』とは、サンクチュアリーが展開するフルオーダーメイドのコンプリートマシン製作システム。2000年よりスタート。RCMは基本的に国産オンロードスポーツモデルを対象に受付。これまでカワサキの空冷Z系、カワサキの旧型Ninja各種、カワサキのゼファー系、スズキのKATANAシリーズ、ホンダCB-Fシリーズなどの“お宝BIGバイク”を、現代版として復活させてきた。

テーパーデザインのマフラーは、NITRO RACING製のウェルドクラフト3DチタンEX。
前後の足周りは、O・Zレーシング製ホイール、オーリンズ製サスペンション、ブレンボ製ディスクキャリパーで徹底強化。
フロントのディスクローターは、サンスター製のRCMコンセプト Φ320 HOLE&SLIT。
ブラックカラーにアルマイト処理されたステップ周りは、NITRO RACING製をチョイス。
ステアリングステムはSCULPTURE製のオーリンズ倒立型用。 
ヘッドライトステーはNITRO RACING製のビレットライトステーKITを選択。
ハンドルはデイトナ製のRCMコンセプトハンドルバー&RCMコンセプトグリップバーを組み合わせ。
シートはデイトナ製RCMコンセプトをコーディネイト。
ラジエターの両サイドはカーボンカバーでドレスアップ。
写真は開発中のZ900RS用ワイドタイプ ラウンドラジエター装着車(サンクチュアリーのブログより)。

装着パーツ一覧

フレームNITRO RACING アルミダウンチューブKIT
ホイールO・Zレーシング GASS RS-A Z900RS用(F 3.50-17 R 5.50-17)
フロントフォークオーリンズ 倒立E×Mパッケージ(FGRT207 倒立フロントフォーク GOLD)
タイヤピレリ DIABLO(F 120/70-17 R 180/55-17)
ディスクローターフロント:サンスター RCMコンセプト Φ320 HOLE&SLIT
リア:サンスター Φ250 HOLE&SLIT
ブレーキキャリパーフロント:ブレンボ ラジアルマウント GP4-RX
リア:ブレンボ CNC 2P
ブレーキマスターシリンダーブレンボ RCSラジアルポンプ
ブレーキ&クラッチレバーダートフリーク ZETA RCMコンセプト フライトレバー
ブレーキ&クラッチホースAllegri ショルトシステム
ハンドルバーデイトナ RCMコンセプトハンドルバー&RCMコンセプトグリップバー
ステアリングステムSCULPTURE 倒立E×Mパッケージ用ステムKIT
スイングアームSCULPTURE ワイドスイングアーム+モナカ合わせスタビライザー(ポリッシュ仕上げ)
リアショックオーリンズ
リアサスリザーバータンクステーNITRO RACING プリロードアジャスターステー
ドライブチェーンEKRCM
ヘッドライトステーNITRO RACING ビレットライトステーKIT
排気系NITRO RACING ウェルドクラフト3DチタンEX
グレネードチタンV-Ⅲサイレンサー
ステップNITRO RACING
タンデムステップNITRO RACING ウェルドクラフト3DチタンEX付属品
冷却系ノーマル ※ワイドタイプ ラウンドラジエター開発中
リアフェンダーNITRO RACING フェンダーレスKIT
インナーフェンダーNITRO RACING
シートデイトナ RCMコンセプトシート
外装ペイントYFデザイン
カワサキZ900RSにも効く! 人気のCOZYシートで乗り心地もアップ|デイトナ

水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブ948ccエンジンを搭載したカワサキZ900RSは、カワサキZ1を現在に蘇らせた人気モデル。カスタムパーツも豊富なZ900RSをベースに、デイトナがプロデュースしたのが写真のモデル。カワサキのワークスカラーであるグリーンを基調に、自社パーツや他社パーツをコーディネイトして、独自のストリートカスタムスタイルにアレンジ。低めにセットされたセパレートハンドル風のバーハンドルなど、注目のアイテムでチューニング。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) デイトナ https://www.daytona.co.jp/

https://motor-fan.jp/bikes/article/42138/
後軸出力152馬力!「空冷Z」最強最速を目指した世界に1台のレーサー仕様【サンクチュアリー】

東京モーターサイクルショー2022に展示された「サンクチュアリー A16R Z RACERⅢ」は、筑波サーキットで開催されるレース「TOT(テイスト・オブ・ツクバ)」の出場に向け、空冷のカワサキZシリーズ最強・最速を目指して製作された、世界に1台しかないレース専用モデル。空冷Zにこだわった、4バルブではないKZ系の4気筒DOHC 2バルブのエンジンは、後軸出力で152馬力を発揮。吸気系はZX-10R純正スロットルボディを用いてフューエルインジェクション化するなど、新旧を織り交ぜたチューニングが施されている。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) サンクチュアリー(SANCTUARY) https://www.ac-sanctuary.co.jp/

https://motor-fan.jp/bikes/article/39968/
【スズキ1000カタナ】サンクチュアリーが完璧レストア!オリジナルコンプリート「RCM」で復活

東京モーターサイクルショー2022の「EKチェーン」ブースに展示された、排気量998cc版のスズキGSX1000S KATANA(通称、センカタナ)改。このカスタムは、カスタムショップ「サンクチュアリー(SANCTUARY)」のフルオーダーメイド『RCM(Radical Construction Manufacture)』で製作された1台。オーナーは米国ラスベガス在住のアメリカ人。不動車のまま保管されていたGSX1000S KATANAが、サンクチュアリーが展開する『RCM』によって、完璧に進化・復活。外装、エンジン、足周りの各部は余すところなく、徹底的にカスタマイズされている。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) サンクチュアリー(SANCTUARY) https://www.ac-sanctuary.co.jp/ EKチェーン(江沼チヱン製作所) http://www.enuma.co.jp/

https://motor-fan.jp/bikes/article/39549/