【動画・モトチャンプTV】グロムにはヘッドライトガードが似合う! Gクラフトの最新カスタムマシンCHECK!

新型のホンダ・グロムはすでにカスタムパーツが相次いで発売されている。またここでも何台かカスタムされたコンプリートマシンを紹介してきた。続いてはパーツメーカーの名門「Gクラフト」が手がけた新型グロムのカスタムマシンを紹介する動画がモトチャンプTVで公開されているので、その魅力をダイジェストに紹介してみよう。

※2021年11月に公開された動画をもとに記事化しています。価格などが現在と異なる場合があります。

新型になったホンダ・グロムについては過去にサーキットテストの記事や旧車チックなカスタムマシンパリダカ外装キットなどの記事を公開している。いずれもユーチューブで無料配信している動画プログラム「モトチャンプTV」からのダイジェスト版で、新型グロムの魅力がモトチャンプ誌面を読むだけより理解が深まる内容となっていた。続いて今回はパーツメーカーの名門である「Gクラフト」が開発した新型グロム用カスタムパーツを装着したコンプリートマシンを紹介する「Gクラフト・新型グロム最新カスタムマシンCHECK!」の動画を紹介しよう。

今回もライターのHIDE川島とGクラフトのしのぴ〜さんが登場。

今回の動画でも編集長のチャボやケニー佐川は登場せず、モトチャンプのライターであるHIDE川島が司会進行を務め、Gクラフトのしのぴ〜さんがパーツ紹介を担当してくれている。まだ試作段階のパーツも装着されているが、すでに発売されているものを中心に新型グロム用パーツたちを中心に見ていこう。

精悍なルックスを演出するヘッドライトガード。

まず紹介しているのがヘッドライトガード。グロムの純正ヘッドライトは比較的サイズが大きいため、破損防止の意味もあって開発された。もちろん光源を遮らない形状になっているため照度が落ちるような心配は無用。材質はスチール製で黒く塗装されているため精悍なルックスにも一役買っている。

フェンダーレスにしたいなら活用したいビレットライセンスホルダー。

続いては純正リヤフェンダーを取り去りフェンダーレスにするなら欠かせないライセンスホルダー。Gクラフト得意のアルミ削り出し製品で、商品名にもビレットが使われている。強度を保ちつつ軽量化を狙った形状とされているため、フェンダーレスにした時のルックスがさらにまとまりあるものになっている。

タンデム時や押し引きする際に便利なビレットグラブバー。
バータイプのグラブバーもラインナップしている。
ビレットグラブバーとの併用も可能なリアキャリア。

新型グロムはタンデムする際や押し引きする場合につかめるモノがシートのベルトしかない。そこでGクラフトではビレットによるグラブバーを開発したのだが、同じ位置で固定できるバータイプのものやリヤキャリアも同時に開発している。タンデムだけでなく積載性の向上という意味でも有効なパーツたちで、同時開発されているためキャリアとグラブバーはセットで装着することも可能。どの組み合わせでも使うことができるから、センスや用途で組み合わせを選べるところがうれしい製品だ。

好みのポジションに調整可能なバックステップはタンデムステップ付き。

機能パーツについても定評あるGクラフト製品。特にバックステップは4MINIなどで定番アイテムといってもいい。新型グロム用に開発されたバックステップは50mmバック・20mmアップとなる設定。サーキット用などの極端な設定ではないためツーリング用にも最適。さらに3ポジション調整可能なタイプとなっているので好みのライポジが得られることだろう。

カスタム感満点のT/Sミドルスイングアーム+0cmスタビ付き。

Gクラフトといえばアルミ製スイングアームも欠かせない。装着してあるのはホイールベースを変えない設定のT/Sミドルスイングアームで、下側に左右を連結するスタビライザーが付いているため剛性アップにも貢献している。使いやすいチェーン引きである点にも注目してほしい。

ビレットタペットカバーは吸排気それぞれが用意されている。
エンジン左右に装着して傷防止にも効果的なビレットカバーガード。

エンジンまわりにもビレットによる各種カバーが用意されている。シリンダーヘッドに装着してある純正品と交換するタイプのタペットカバーは吸気側と排気側で形状が異なるため、吸排気それぞれに製品を開発。エンジンが黒く塗装されているため、アルミのシルバーがアクセントにもなっている。またクランクケース左右を石跳ねなどから守ってくれるカバーガードも装着されている。こちらは上から被せて使うタイプとなっている。

キャリパーサポートは前後それぞれが販売されている。

足回りをチューニングする場合、カスタム感を出すならブレーキキャリパーの変更が効果的。人気なのはブレンボ製品だろうし、装着したいユーザーも多いはず。前後それぞれにキャリパーサポートを介して装着することになるのだが、Gクラフト製品ではフロントがモンキーなどと共通のもの、リヤはグロム専用として発売されている。ルックス的にもブレーキング性能的にも満足できる製品だ。

今回はさらにボディパネルに使われているビレットキャップも紹介しているが、取材時は製品化されていなかったため価格などは未定だった。このマシンに使われているシルバーとレッドのほかブラックが用意されていて、いずれも3個セットでの販売になる予定だった。さらにビレットによるサイドカバーも試作中とのことで、動画の最後付近にチラッとだけ登場しているぞ!

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著者プロフィール

増田満 近影

増田満

小学生時代にスーパーカーブームが巻き起こり後楽園球場へ足を運んだ世代。大学卒業後は自動車雑誌編集部…