車重は? エンジン仕様は? 新型ダックス、欧州仕様の諸元が明らかに!|ST125DAX

23YM HONDA ST125 DAX
話題となっている「新型ダックス」がついにお目見え! 欧州向けに正式発表された情報をお届けしましょう。

ホンダ4MINI御三家の一角がリバイバル!

かつてはモンキー、シャリィとともにホンダ4MINIの3本柱の一角を支えたダックス(DAX)。69年のデビュー以来、一度は姿を消しつつも90年代後半まで発売された20世紀を代表する4MINIだ。

さて、そんなDAXがリバイバルするという噂が兼ねてより流れていたが、2022年3月19日から開催される「大阪モーターサイクルショー」にて世界初公開されることがアナウンスされている。これに伴い新型の「ST125 DAX」が欧州にて正式にリリースされることが決定! 欧州から到着した写真とともに早速その概要をお伝えしよう。

 

これぞDAX! 最終型をばっちり踏襲!

外観を見渡すと、従来のダックスをしっかりと踏襲したスタイリングとなっている。T型のスチール製バックボーンフレームは、95年に復活した12Vダックスと同様にメインフレームをぐるりと描く「首輪」風のストライプデザイン&ポップな車名ロゴも健在! これにホンダウイングマークを添えてレトロ感を強調させている。


国内では約14年振りに復活を果たしたダックス(1995年製)

車体色は定番のレッドカラーと青みがかったグレーの2カラーが展開される見通しだ。テールユニット周りやグラブバー、ライトやメーターのトリムなどには高級感漂うクロームメッキが施されている。

ダウンフェンダーにフラップ(泥除け)が付いているのもダックスならではのポイント!

車体サイズはモンキー125同様に、従来モデル(50㏄クラス)より二回りほど大きい全長1760×全幅760×全高1020㎜となり、シート高は775㎜に設定。なつかしさを覚える“バナナ型”シートはタンデムでも十分な余裕を持たせているという。車重は約107kgとそこまで重くはなさそうだ。

ハンドルはさすがにノブ式の“くるくる”ではないけれど、高く構えたポジションはシートとも相性が良さそうでゆったりと乗車できそう!

フレーム中央部にはダックスフンドのイラストロゴが奢られている。
アメリカンダックス(’76)に採用されたオーバル型のサイドカバーを新型にもチョイス!

定番エンジンに4速ロータリーを採用!

注目のエンジンは、こちらもモンキー125やグロム、スーパーカブC125などと同型の空冷FI4スト単気筒OHC2バルブ(ボア50×ストローク63.1㎜)を搭載している。最高出力は6.9kW(9.4PS)と現行のモンキー125と同じだが、発生回転数は250rpm高い7000rpmに設定。最大トルクはモンキー125・グロムともに11Nm/5,500rpmに対して、ダックス125は10.8Nm/5,000rpmと発生回転数を若干抑えた数値となっている。

トランスミッションに関しては、よく見るとクラッチレバーがないのがわかるけれど、ST125ダックスはスーパーカブC125などと同じ、自動遠心クラッチ+4速ロータリーミッションを採用している。スポーティなリターン式ではなく、気軽に扱えるファンバイクとしてのキャラクター性を高めている様子。

このパワーユニットに組み合わされるマフラーは、もちろんアップ形状として軽快に! モンキー125とは異なるメッキタイプのサイレンサーカバーは丸穴を多用してオーセンティックな雰囲気に仕上げられている。

豪華な足周り&灯火類も見どころ!

足周りは、φ31㎜倒立フロントフォークとシンプルなツインサスを採用し、前100㎜、後ろ120㎜と必要十分なストローク量を確保している。これに5本キャストの12インチアルミホイールを備え、前120/70-­12、後ろ130/70­-12のタイヤをセット。

ブレーキは前後ディスク仕様で、前φ220㎜ディスク+NISSIN製片押し2POTキャリパー、後ろがΦ190㎜ディスク+1POTキャリパーのコンビとし、ABSも抜かりがない!

メーターはモンキー125と同じ。丸形ケースに反転液晶を備え、速度、燃料残量、総走行距離などを表示。下側にインジケーターを配置する。
テールユニットやウインカーもモンキー125同様にラウンド型。メッキのグラブバーが追加されているのが嬉しいところだ。キャプション入力欄

ヘッドライト、テールランプ、ウインカーの灯火類はフルLEDで安全性も抜群。現代版にアップデートされたST125ダックスを待ち焦がれていたファンも多いハズ。早く現車を見てみたいですね!

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佐藤恭央 近影

佐藤恭央