レッドは“最初から完成形”!? アンダーカウル標準装備で44万円

今回の新色で特に話題になりそうなのが「ゲイエティーレッド」。低く構えたアンダーカウルを標準装備したことで、ミニバイクながら本格スポーツモデルのような雰囲気を手に入れている。

従来のグロムでもアンダーカウルは人気カスタムのひとつだったが、今回はそれをメーカー純正状態で実現。ボディとの一体感も高く、“完成されたカスタム車”のような存在感がある。

カラーリング自体もかなり攻めた印象で、シャープなグラフィックと相まって非常にレーシー。ミニサーキットやストリートで映えるのはもちろん、「ノーマルでカッコいいグロムが欲しい」というユーザーにも刺さりそうだ。

なお、価格はアンダーカウルを標準装備した「ゲイエティーレッド」が44万円、「パールシャイニングブラック」「スプレンディドブルー」が42万3500円。価格差は1万6500円に抑えられており、純正アンダーカウルや専用グラフィックを考えると、“最初から完成形”としてはかなり魅力的な設定と言えそうだ。

ブルーは“USDM感”全開! カスタム好きほど刺さるカラーリング

一方で「ライトニングブルーメタリック」は、アメリカ西海岸系のカスタムシーンを思わせるUSDMテイストが魅力。鮮やかなブルーを基調にしたポップなカラーリングで、純正状態でもカスタム感が強い。

グロムは海外でも非常に人気が高く、とくに北米ではスタント仕様やローダウン、ストリート系カスタムのベースとして定番。その空気感をそのまま市販車に落とし込んだようなカラーで、「そのまま乗っても絵になる」のがポイントだ。

しかもグロムは外装交換が比較的簡単で、カスタムパーツも豊富。ホイール、ハンドル、マフラー、足周りまで含め、オーナー色を出しやすいことから“遊べる125”として長年支持されている。

精悍なパールシャイニングブラック(42万3500円)も設定。ブラックアウトされた足周りやエンジン周りがグロムらしいストリート感を演出する。

そもそもグロムってどんなバイク?

2013年に発売された初代グロム。

グロムは2013年に登場した125ccクラスのコンパクトスポーツモデル。小柄な車体に前後12インチホイールを組み合わせた独特のスタイルと、本格的な倒立フォーク、前後ディスクブレーキなどを採用することで、“小さいのに本気”な走りを実現している。

エンジンは123cc空冷単気筒。扱いやすい出力特性に加え、現行型は5速MTを採用し、高回転を積極的に使うスポーティな走りも楽しめる。車重も軽く、街乗りでは抜群の軽快感を発揮。さらに足つきも良好で、初心者やリターンライダーにも人気が高い。

一方で、カスタムカルチャーの中心的存在でもあり、国内外でカスタムパーツが非常に豊富。サーキット仕様、USDM、ストリート、ローダウン、オフロードテイストまで、方向性が自由自在なのもグロム最大の魅力だ。

シート高は761mmに設定。コンパクトな車体とあわせて足つき性に優れ、初心者でも扱いやすいパッケージとしている。
LEDプロジェクターヘッドライトを採用。コンパクトながら高い照射性能を備え、現代的なフロントフェイスを形成する。

Honda GROM 主要スペック

項目内容
車名・型式ホンダ・8BJ-JC92
全長×全幅×全高1760×720×1015mm
ホイールベース1200mm
最低地上高180mm
シート高761mm
車両重量103kg
乗車定員2名
エンジン空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量123cc
内径×行程50.0×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力7.4kW[10PS]/7250rpm
最大トルク11N・m[1.1kgf・m]/6000rpm
燃料供給方式PGM-FI
始動方式セルフ式
トランスミッション常時噛合式5段リターン
燃料タンク容量6.0L
燃費(WMTCモード値)67.8km/L(クラス1)〈1名乗車時〉
フロントサスペンション倒立フォーク
リヤサスペンションモノショック
フロントブレーキ油圧式ディスク(ABS)
リヤブレーキ油圧式ディスク
フロントタイヤ120/70-12
リヤタイヤ130/70-12
カラーゲイエティーレッド、パールシャイニングブラック、スプレンディドブルー
価格42万3500円〜44万円

※数値は国内公式サイト掲載値をベースに構成。


【モトチャンプ】