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ヨーロッパや東南アジアなど、世界市場で高い支持を得ている125ccスクーター・ホンダPCX。国内では2010年の発売以来、原付二種コミューターとして世代を問わずに大人気となっている。
PCXは2014年(2代目)、2018年(3代目)、2020年(4代目)とフルモデルチェンジを受けて進化・熟成。4代目は新設計された、クリーンかつ高性能な「eSP+」エンジンを搭載。
このエンジンは、ボアを拡大してショートストローク化し、シリンダーヘッドを4バルブ化して圧縮比をアップ。また、徹底したフリクションの低減を図っており、環境性能を高めた上で高回転・高出力化を達成させた。
ヨーロッパにおいてPCXは、「PCX125」の名称でリリース。新型となる2023年モデルの欧州仕様車は、エンジン・足周り・外装類は前モデルを継承しつつ、渋みを効かせたカラーリングの「パールジュピターグレー」と、エレガントなイメージの「マットスーツブルーメタリック」を追加ラインナップ。この2カラーは、国内でもラインナップされたことがない新色となる。
2023年モデルの欧州仕様車は、既存の「パールジャスミンホワイト」「マットギャラクシーブラックメタリック」も継承された。