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スーパーカブ編1
エントリー台数がもっとも多かったのがスーパーカブでした。世界一売れているバイクなので結果はうなずけます。ひと口にスーパーカブといっても1958年から65年間も販売されているバイクなので、年式もさまざまです。そうした中でやはり多かったのは、110㏄となって以後のモデルでした。数多く並べられたスーパーカブ110の中で目立っていたのが、エントリーナンバー6番のモデル。外観的にはスーパーカブスポーツといった印象で、スポーツスターのヘッドライトカウルにスワローハンドルがスポーツバイクっぽさを演出しています。
エンジンは124㏄へ拡大し、スロットルボディ、インジェクターはPCXのものを使用。そこにエアフィルターを装着しています。さらにレッグシールドにオイルクーラーを取り付けていたのですが、非常にきれいに収められていたのが印象的でした。マフラーはアンラベルエンジニアリング製のダウンタイプを装備しています。
足回りではスイングアームをロングタイプに変更し、キタコ製のリアサスを装備。リアホイールにはガンツガレージのホイールディスクカバーが装着してあります。フロントブレーキはシングルディスク式に変更。そのほか、ステップやスプロケットカバーなどがアルミ製のものになっています。またサイドカバーをアルミルーバーにしている点も個性的なところです。そしてもうひとつユニークだったのが、ヤマハSRのパフォーマンスダンパーをメインフレーム上に取り付けていたことです。実際に効果がどれほどあるのかわかりませんが、来場者の目を引いていたのは事実です。
スーパーカブ編2
サックスブルーのボディカラーが目を引くエントリーナンバー8番のスーパーカブ110は、一見すると小変更のみに思えるのですが、実用性を落とすことなくブラウンのタックロール表皮シートや小ぶりのリアキャリアに変更。エンジンや足回りはブラックアウトし精悍さを表現しています。エンジンはスロットルボディを23.6㎜に拡大しているとのこと。マフラーはLASER製の2本出しを装着しています。 さりげない部分ですが、アルミ製のスプロケットカバーやマフラーステーも自慢の装備だとのこと。足回りでは、フロントフォークはDioのフロントフォークを加工。リアはスイングアーム、サスペンションを変更しています。