これってアフリカツイン125? いいえホンダ・グロムです。

4MINIカスタムが盛んなタイから、インパクト抜群のコンプリートマシンをご紹介。

PHOTO●奥隅圭之
問い合わせ●Dope:080-9642-3282

遊べる! 使える! マルチパーパス! GROM、万能マシンに大変身!

【GROM】ADVENTURE by Note
39万6000円(パーツキット) /89万6000円(コンプリート)

ホンダから新たなアドベンチャーモデル登場か!? と思わずにはいられないこのマシンは、グロムを大胆にカスタムしたもの。モンキー125と同じく、Note氏がデザインしてコンテストで優勝したものを、ガネーシャが製作している。モンキー125と異なるのはコンプリート車だけではなくパーツキットで販売している点だ。

キットの内容はシート、リヤキャリア、フェンダーレスキット、サイドガード、アンダーガード、フォグランプ、フロントカウル、サイドカウル、ハンドル、ハンドルブレース、レバーガード、ミラーと多岐にわたる。さらにIRCのGP‐5を履かせたスポークホイールを装着するなど徹底している。撮影車両はスペシャルパーツ武川のマフラーを装着しているがこれはキットの対象外で、別途オプションで好みのマフラーを選ぶこともできるという。

ルックスだけでなく実用性も高い

エンジンや足周りなどはノーマルのままながらスポークホイールとマルチパーパスなタイヤが装着されることで、オフロードでの走りも期待してしまう。元々外装キットでのカスタムを前提にしているグロムだけに、すでにアドベンチャー風の外装キットは複数リリースされているが、ここまで徹底されているのは嬉しい限り。アドベンチャースタイルのバイクは好きだけど、大きすぎたり足つきに不安が……というユーザーにはありがたい存在なのではないだろうか。

ハンドル周りは一式変更。ブレースやハンドルガードなどオフロードテイストを演出。

赤ステッチのシートはハイクオリティ。リヤキャリアは大柄で積載性も良好だ。

タンクキャップ周囲には装飾のリングをあしらっているほか、ブランドステッカーも。

アンダーガードも装着し、オフロード走行に備える。マフラーを避けた凝った形状だ。

サイドガードにフォグランプを装着するのはアドベンチャーモデルの定番スタイル。

【CT125 NEW ITEMS】コンプリート車やパーツキット以外にカスタムパーツもリリース。

チューブレスホイール:8万4700円 /10万4500円(タイヤセット)

ツーリング派の強い味方

チューブレス化することでパンク時のリスクを低減でき る、ロングツーリング派にはありがたいパーツ。スポークは200km程度まで慣らしと定期的な増し締めが必要。ディスクガード付きで ブラックとゴールド の2色設定。タイヤセットはインドネシ アのベストセラーデ ュアルパーパスタイヤSWALLOW(90/ 90-17)を用意する。

ロングキャリア:2万9700円

ルックスも実用性もGOOD!

ピリオンシートやトップケースも装着しやすい大柄のリヤキャリア。使いやすい荷掛けフックの形状だけピリオンシートやトップケースも装着しやすい大柄のリヤキャリア。使いやすい荷掛けフックの形状だけでなく、ノ ーマルより低く設定された前端のハンドルは、シート後端に座ってもお尻に当たらないのがポイントだ。

掲載号はこちら!

モトチャンプ2022年10月号

パーツからギアまで“スーパーカブでキャンプ”を楽しむ実用マニュアル

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部