イタルモト・トリオンファーレ……250W版:2,699ユーロ(約44万円)/500W版:2,999ユーロ(約49万円)/750W版:3,200ユーロ(52万円) ※1ユーロ=163円換算

パワフルなブラシレスモーター、足漕ぎペダル、シマノ製7段自転車用ギアボックスを組み合わせ、スムーズな走りを獲得。
リアサイドカウルにモーター出力を識別するための番号(250W=25、500W=50、750W=75)、フロントに夜間の視認性を確保するオートバイスタイルの丸型LEDヘッドライトを設置。
前後タイヤ上には、水や泥の飛沫から身を守るためのフェンダーを採用。
レトロ調のワイルドなトラッカースタイルにアレンジされたトリオンファーレは、電動バイクならではの環境に優しい、持続可能なSDGsを目指して製作。

イタリアのバイクメーカー「ITALMOTO(イタルモト)」とは?

ITALMOTO(イタルモト)は、1952年にイタリアの産業の集積地であるボローニャで創業した、イタリアのオートバイメーカー。その技術力は高く、同年には生産第一号モデルであるオートバイ「ITALMOTO T4-160」の販売を開始。 現在、イタルモトは本社をローマ、生産拠点をナポリの郊外に移転。イタリアの美しい工業デザインに誇りを持ち、イタリアでの生産にこだわったメーカーとして成長した。

日本国内では空冷4ストローク単気筒125ccエンジン搭載の小型モデル「ティクアトロ 125」などでも知られるイタルモトが、“Back to bike(バイク・自転車に帰ろう)”をスローガンに、若年層向けに設計・開発したのが、ペダル付きの電動バイク『トリオンファーレ』。

大径24インチホイール、ストリートで人気のファットタイヤを採用

Trionfale at Eicma 2022. Promo Girls Fancam. Like n Subscribe.(57 RideOut)

レトロ調のワイルドなトラッカースタイルにアレンジされたトリオンファーレは、電動バイクならではの環境に優しい、持続可能なSDGsを目指して製作。

前後ホイールはアクティブなオン・オフスポーツ系自転車に多様の、大径24インチを採用。タイヤはファットでヘビーな足元に仕上がる、肉厚のワイドタイプをチョイス。ちなみにファットタイヤを装着した電動アシスト付き自転車や、ペダル付き電動バイクは、国内の都市部でも人気急上昇中だ。

オートバイからインスピレーションを得たアルミニウム製クレードルフレームは、美しさ、情熱、テクノロジーを融合。48V/14.5Ahのバッテリーはガソリンタンク風にデザイン&レイアウト。フルレザーシートは2人乗り可能なダブルタイプとし、タンデムステップも導入済み。

航続距離はフル充電(約4時間)・60km/hの巡航速度で最大80km。バッテリーは800回のフル充電サイクルを保証。
フルレザーシートは2人乗り可能なダブルタイプとし、タンデムステップも導入済み。

用途に合わせて選べる、250W・500W・750Wの各モーターパワーをスタンバイ

前後ブレーキは制動力の高い油圧式ディスクを採用。フロントは正立型油圧式フォーク(調整可能)、リアはツイン型ショックを導入してハードな走りにも対応。航続距離はフル充電(約4時間)・60km/hの巡航速度で最大80kmを確保。

パワフルなブラシレスモーター・足漕ぎペダル・シマノ製7段自転車用ギアボックスの組み合わせにより、スムーズな走行を実現。通勤・通学、街乗り、チョイ乗り、2人乗り、郊外走行など、幅広いシーンに対応する1台に仕上げられている。

トリオンファーレは、250W・500W・750Wの各モーター出力モデルをスタンバイ。最高速度は25km/h~60km/h。モーター出力を識別するための番号(250W=25、500W=50、750W=75)、夜間の視認性を確保するオートバイスタイルのLEDヘッドライトも設置済み。カラーはブラック、イエロー、オレンジなどスタイリッシュな5色をラインナップ。

オンボードコンピューター(メーター)は、速度や航続距離などの重要な情報を提供。スマートフォンのAndroid及びiOSでITALMOTOアプリに接続も可能。

価格は250W版が2,699ユーロ(約44万円)、500W版が2,999ユーロ(約49万円)、750W版が3,200ユーロ(52万円)※1ユーロ=163円換算。欧州ではすべて2年間の保証付。国内での発売は未定。

イタルモト トリオンファーレ 主要スペック

ボディサイズは全長約1833mm×全高約1047mm×全幅約645mm。軸距約1173mm。

250W版(サイドカウルの識別番号:25)

スピード:25km/h
速度レベル:5つのPASを構成する可能性あり
バッテリーメーカー:LG/サムスン
バッテリー:36V – 14Ah リチウムイオン
航続距離:最小30km – 最大80km
充電時間:4時間
充電可能回数:1,000回
パネルカラー:液晶ディスプレイ
パネル機能:電源調整、オン/オフ、バッテリー残量、PAS 調整、スピードメーター、オドメーター
フレーム材質:アルミニウム
ホイールサイズ:24インチ×4
ブレーキ:油圧作動式ディスクブレーキ
フロントフォーク:クッション性のあるアルミニウム合金製
ギアとトランスミッション:シマノ製7スピード
リアスイングアーム:油圧式フルサスペンションシステムを備えたアルミニウム合金製

500W版(サイドカウルの識別番号:50)

スピード:40km/h
速度レベル:5つのPASを構成する可能性あり
バッテリーメーカー:LG/サムスン
バッテリー:48V – 14Ah リチウムイオン
航続距離:最小30km – 最大80km
充電時間:4時間
充電可能回数:1,000回
パネルカラー:液晶ディスプレイ
パネル機能:電源調整、オン/オフ、バッテリー残量、PAS 調整、スピードメーター、オドメーター
フレーム材質:アルミニウム
ホイールサイズ:24インチ×4
ブレーキ:油圧作動式ディスクブレーキ
フロントフォーク:クッション性のあるアルミニウム合金製
ギアとトランスミッション:シマノ製7スピード
リアスイングアーム:油圧式フルサスペンションシステムを備えたアルミニウム合金製

750W版(サイドカウルの識別番号:75)

スピード:60km/h
速度レベル:5つのPASを構成する可能性あり
バッテリーメーカー:LG/サムスン
バッテリー:48V – 14Ah リチウムイオン
航続距離:最小30km – 最大80km
充電時間:4時間
充電可能回数:1,000回
パネルカラー:液晶ディスプレイ
パネル機能:電源調整、オン/オフ、バッテリー残量、PAS 調整、スピードメーター、オドメーター
フレーム材質:アルミニウム
ホイールサイズ:24インチ×4
ブレーキ:油圧作動式ディスクブレーキ
フロントフォーク:クッション性のあるアルミニウム合金製
ギアとトランスミッション:シマノ製7スピード
リアスイングアーム:油圧式フルサスペンションシステムを備えたアルミニウム合金製

見た目も乗り心地も自転車、でも電動スクーターとして「マーベリック S1-600」に乗ってみた!|運転免許は原付・普通自動車

クラウドファインディングサイト「マクアケ」で目標額の200%以上の応援資金を集めた、今話題の電動コミューターバイク「マーベリック S1」。都市部の若者を中心に大ブレイク中のマーベリック S1シリーズは、2022年8月現在、電動アシストモデル(S1-350)、原付一種モデル(S1-600)、原付二種モデル(S1-1000)の3種類をラインナップ。ここでは原付免許で乗車できる、60V・0.6kW(原付一種は定格出力を0.6kW以下に規定)の原付一種モデル(エンジン車では50cc未満に該当)であるS1-600に試乗。マーベリックS1-600同車は、原付一種の便利さと、電動アシスト付き自転車の手軽さを兼ね備えているのが特徴だ。 PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) 協力:マーベリックテクノロジー https://www.mavericktechnology.jp/ ※注:価格はすべて2022年8月5日現在のもの/写真は社外バックミラー装着車

https://motor-fan.jp/bikes/article/47901/
原付と自転車に早変わりする電動モペット(ペダル付き電動バイク)。実際のメリットを考えてみる。

近年、街中などでの手軽な移動手段として人気が高まっているのが、ペダル付き電動バイク、いわゆる電動モペットだ。アクセルを回せば原付バイクと同じようにペダルを漕がなくても走行可能。一方、ペダルを漕げば自転車のようにも走れることで、電動バイクの問題点といえる長い航続距離も実現する。 ただし、ほとんどのモデルが、道路交通法などの法的には原付バイク(原動機付自転車)と同じ車両区分となるため、従来は、ペダルを漕ぐ場合にも、運転免許の携帯やヘルメット着用などが必須だった。ところが、2021年からは、一定の要件を満たしたモデルであれば、原付バイクから自転車へ、逆に自転車から原付バイクといったクラスチェンジができるようになった。 そんな1台2役の電動モペットだが、どんなメリットがあり、原付バイクと自転車との切り替えはどのように行うのだろうか? また、こうしたモデルの場合、どのような装備やナンバープレートが必要なのだろうか? 対応モデルであるグラフィット(glafit)の「GFR-02」を、「アソモビ2023 in Makuhari(2023年8月5日〜6日・幕張メッセ)」というイベントで取材してみた。 REPORT●平塚直樹 PHOTO●平塚直樹、グラフィット

https://motor-fan.jp/bikes/article/89013/
2灯ヘッドライトは健在! ホンダ・ズーマーが電動バージョンになりました。「ZOOMER e:(ズーマー・イー)」、カラバリもいろいろ。

Hondaの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、2023年1月10日現地時間21時(日本時間:22時)に、中国の上海で開催されたオンライン発表会において、中国国内のZ世代(ジェネレーションZ)の若い消費者に向けた電動二輪車(以下、EB※=Electric Bicycle)、「Honda Cub e:(ホンダ・カブ・イー)」「Dax e:(ダックス・イー)」「ZOOMER e:(ズーマー・イー)」の3モデルを発表。ここではZOOMER e:(ズーマー・イー)にフューチャーしてみた。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

https://motor-fan.jp/bikes/article/65986/