このカフェレーサーがホンダCBR400Rなの !?|ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー

2023年12月3日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された日本最大級のカスタムカー&カスタムバイクイベント「ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー(HCS)」。31回目を迎えるこのイベントには、ビルダーたちが手掛けたハイレベルな作品が全国から集結。写真は広島県を拠点にするカスタムショップ「A Beard(Aビアード)」が製作出展したカフェレーサー。ベース車両はフルカウルを装備したホンダCBR400R。人気の超高性能レーサーレプリカを、違和感のないレトロなカフェレーサーフォルムに仕上げている。
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
A Beard(Aビアード) https://www.abeard.jp/
イベント主催:ムーンアイズ https://www.mooneyes.co.jp/

車名:NC47 Cafe ベース車両:ホンダCBR400R(NC47) 出展:A Beard(Aビアード)

2017年式のレーサーレプリカ・ホンダCBR400Rをベースに、ノーマルの外装類をレス化。フレーム形状に合わせ、ワンオフのガソリンタンクを製作。シングル風シート、テールカウル、サイドカウル、ロケットカウル、フロントフェンダーもすべてワンオフ。ラジエターカバーには「A Beard」のロゴを配置。
インナーチューブをゴールド化したフロントフォークは、CB400SF用の社外品を流用(純正よりも40mmショート化)。前後の足周りは基本的にノーマルだが、扁平率の低いレーシーな肉薄の純正から、扁平率の高い肉厚サイズのピレリ製に変更してレトロ感をアップ。
むき出しになった水冷式のエンジン周り、低めにセットされたセパレートハンドル、バックステップなど、カフェレーサームードをを引き立てるカスタム術を各部に実施。
マフラーは純正エキパイを使用し、サイレンサー部のみテーパー形状のエンド部を導入したスパートラップを加工装着。
ベース車両のホンダCBR400R(NC47/2017年モデル)。水冷4ストローク並列2気筒DOHC 4バルブ399ccエンジンを搭載。

ホンダCBR400Rはサーキットがよく似合う、フルカウルを装備したレーサーレプリカモデル。このスーパースポーツモデルを、違和感のないカフェレーサーフォルムにアレンジしたのが写真のカスタム(ベース車両は2017年式)。製作したのは広島県を拠点にワンオフパーツ、オリジナルパーツ、コンプリートカスタムなどを展開するショップ『A Beard(Aビアード)』。観客からは、「ベース車両は何?」「これが本当にCBR400Rなの!?」と注目を浴びていた。

ノーマルの外装類はすべてレス化。フレーム形状に合わせ、ガソリンタンクはワンオフ製作。シングル風シート、テールカウル、サイドカウル、ロケットカウル、フロントフェンダーもすべてワンオフ。インナーチューブをゴールド化したフロントフォークは、CB400SF用の社外品を流用。純正よりも40mmショート化されているのがポイントだ。

マフラーは純正エキパイを使用し、サイレンサー部のみテーパー形状のエンド部を導入したスパートラップを加工装着。前後の足周りは基本的にノーマルだが、タイヤは扁平率の低い肉薄の純正から、扁平率の高い肉厚サイズのピレリ製に変更してレトロ感を演出。

むき出しになったエンジン周り、低めにセットされたセパレートハンドル、バックステップなど、カフェレーサームードをを引き立てるカスタム術も各部に実施。水冷エンジンやキャストホイールを装備した最新の超高性能モデルをベースとしながらも、独自のセンスで上手くレトロ感を表現している。

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