車名:NC47 Cafe ベース車両:ホンダCBR400R(NC47) 出展:A Beard(Aビアード)
ホンダCBR400Rはサーキットがよく似合う、フルカウルを装備したレーサーレプリカモデル。このスーパースポーツモデルを、違和感のないカフェレーサーフォルムにアレンジしたのが写真のカスタム(ベース車両は2017年式)。製作したのは広島県を拠点にワンオフパーツ、オリジナルパーツ、コンプリートカスタムなどを展開するショップ『A Beard(Aビアード)』。観客からは、「ベース車両は何?」「これが本当にCBR400Rなの!?」と注目を浴びていた。
ノーマルの外装類はすべてレス化。フレーム形状に合わせ、ガソリンタンクはワンオフ製作。シングル風シート、テールカウル、サイドカウル、ロケットカウル、フロントフェンダーもすべてワンオフ。インナーチューブをゴールド化したフロントフォークは、CB400SF用の社外品を流用。純正よりも40mmショート化されているのがポイントだ。
マフラーは純正エキパイを使用し、サイレンサー部のみテーパー形状のエンド部を導入したスパートラップを加工装着。前後の足周りは基本的にノーマルだが、タイヤは扁平率の低い肉薄の純正から、扁平率の高い肉厚サイズのピレリ製に変更してレトロ感を演出。
むき出しになったエンジン周り、低めにセットされたセパレートハンドル、バックステップなど、カフェレーサームードをを引き立てるカスタム術も各部に実施。水冷エンジンやキャストホイールを装備した最新の超高性能モデルをベースとしながらも、独自のセンスで上手くレトロ感を表現している。