250ccバイク戦線に魅惑のカフェレーサーが登場! 国内限定150台のGPX・GTM250R』発売

空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ249.9ccエンジンを搭載。ボア径×ストローク長は72mm×61.4mmの、レーシーなショートストローク型に設定。圧縮比は標準的ともいえる9.65。最高出力は15kW(20.4ps)/8500rpm、最大トルクは1.93kg-m/7000rpmを発生。ミッションはスポーティーな6速リターン式。
タイを代表する大手バイクメーカー「GPX」の各種モデルを国内展開する「GPX JAPAN」は、近未来的なカフェレーサースタイルで話題を呼んだ『ジェントルマンレーサー200(Gentleman RACER 200)』の後継機種となるNEWモデル『GTM250R』を2023年11月29日に発表。2023年12月27日、日本での価格や入荷台数が公表された。「GPX JAPAN」は国内で150台限定発売。
REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
GPX JAPAN https://www.gpxjapan.co.jp/

GPX・GTM250R……56万6500円(税込)

2024年1月中旬から先行予約開始(国内のみで販売)

ロケットカウルやシングル風シート、バーエンドミラー、ショート型フロントフェンダー、メッキ仕上げのタンクパッド、前後スポークホイール、ブロックパターンの前後タイヤを組み合わせ、レトロなカフェレーサースタイルを演出。灯火類はすべてLED。
800mmのシート高はそのままに、車輌重量をGentlemanRacer200の160kgから、148kgへと軽量化。写真のカラーはレッド。

レトロなカフェレーサースタイルにより各国で人気を博した、空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ197cc 搭載の「GentlemanRacer200(ジェントルマンレーサー200)/2021年販売終了」。

同車の後継モデルとなる写真の「GTM250R」は、同型の空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブながら、排気量を197ccから249.9ccに拡大。吸気系はキャブレターからインジェクションに変更された。

ボア径×ストローク長は72mm×61.4mmの、レーシーなショートストローク型に設定。圧縮比は標準的ともいえる9.65。最高出力は15kW(20.4ps)/8500rpm、最大トルクは1.93kg-m/7000rpmを発生。ミッションはスポーティーな6速リターン式。

外観はレトロチックだが、前後のサスペンションは本格派かつ非常に豪華。フロントに倒立型フロントフォーク、リアにスイングアーム+モノショックを採用。ABSを装備したブレーキは、前後ともディスク式。ダブルディスク化したフロントは、スポーティなラジアルマウント型キャリパーを導入済み。

前後のスポークホイールは17インチに設定。タイヤは前110/70-17(チューブ式)、後140/70-17(チューブ式)を選択し、迫力ある足元に仕上げている。

GTM250Rはタイ本国では発売されず、日本のみでの150台限定販売。カラーバリエーションはレッド、イエロー、グレーの3色。先行予約は2024年1月より開始される。

イエロー
シルバー

GPX GTM250R 主要諸元

全長×全幅×全高:1995mm×770mm×全高1120mm
ホイールベース:1375mm
シート高:800mm
車両重量:148kg
エンジン形式:空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ
排気量:249.9cc
ボア径×ストローク長:72mm×61.4mm
圧縮比:9.65
最高出力:15kw/8500rpm
最大トルク:1.93kg-m/7000rpm
燃料供給方式:フューエルインジェクション
燃料タンク容量:14L
エンジン始動方式:セルフスターター式
点火装置:CDI式
クラッチ形式:湿式多板
変速機形式:6速リターン式
ブレーキ形式(前):油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後):油圧式ディスク
懸架方式(前):テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ:倒立フォーク
懸架方式(後):スイングアーム式+モノショック
タイヤ(前):110/70-17(チューブタイヤ)
タイヤ(後) 140/70-17(チューブタイヤ)
スピードメーター表示形式:デジタル
メーター表示:スピード/回転計/燃料計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
灯火類:LED

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