GPX ジェントルマンは、街乗りに程よい200cc。見た目はネオクラシック系です!

スチール製ダイヤモンドフレームに排気量197ccの空冷単気筒SOHC2バルブエンジンを搭載。現代的な雰囲気とレトロムードが融合した車体は、昨今人気の「ネオクラシック」なスタイルを感じさせます。いま気になる存在、タイGPXの「Gentleman(ジェントルマン)」に乗ってみました。

REPORT●青木タカオ(AOKI Takao) 
PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
取材協力●GPX 千葉 クロニクル(https://chronicle521.com)

※2020年01月05日に掲載した記事を再編集したものです。現在このモデルは販売を終了しています。
価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
GPX ジェントルマン200

Gentleman(ジェントルマン)……38万2800円(販売終了モデル)

GPX ジェントルマン200
GPX ジェントルマン200
GPX ジェントルマン200

 イタリアの洗練されたデザインを参考に開発され、リーズナブルな価格帯も強みとなっているタイのGPX。モーターサイクルだけでなくATVで実績を積み、タイ国内ではホンダ、ヤマハに次ぐシェア第3位につけているブランドです。

 日本総代理店として月木レーシング(大阪府貝塚市)を母体としたGPX Japan社も2018年に設立済みで、バイクイベントにも精力的に出展し、メディアへの露出も増えています。

 200ccモデルの「Gentleman(ジェントルマン)」はLED式のリングライトを配した現代風のヘッドライトをはじめ、エッジの効いたシャープなフォルムなどモダンな装いの中にレトロムードが融合する「ネオクラシック」なスタイル。

 前後17インチの足まわりはトラディショナルなクロススポーク仕様ですが、フロントフォークは倒立式でブレーキキャリパーもラジアルマウントタイプと先進的です。

GPX ジェントルマン200
GPX ジェントルマン200
GPX ジェントルマン200

 リヤシートにはシートカバーが付けられシングルシート風に。見れば見るほどに、既成概念を打ち破った斬新なスタイルに惹きつけられていくではありませんか。

 スチール製ダイヤモンドフレームに搭載されるのは、タイの自社工場で製造される空冷単気筒SOHC2バルブエンジン。最高出力11.5PS/7500rpm、最大トルク1.34kg-m/7500rpmを発揮します。

 独特のムードと際立つ存在感があり、触れてみたくなる質感の高さも持っているのでした。跨ってみましょう。

しっくりきて乗り手の体格を選ばない

GPX ジェントルマン200
 全長2020mm、全幅790mm、全高1160mm、ホイールベース1400mm、車両重量160kgの車体は、ホンダ「CB250R」(全長2040×全幅805×全高1045mm、ホイールベース1355mm、車両重量144kg)に近い大きさです。

 軽量・コンパクトですが、車体の後方寄りに座面が設定されている影響もあり、ライディングポジションは窮屈ではありません。
GPX ジェントルマン200
 バーハンドルはプルアップされることなく、緩やかにカーブしてグリップ位置を前方に。上半身は若干の前傾姿勢となりますが、伏せる角度も穏やかです。
GPX ジェントルマン200
 シート高は800mmで、身長175cmの筆者の場合、ヒザが軽く曲がって両足ともかかとまで地面に届きます。取り回ししやすい小柄なボディで、乗り手の体格を問わないのも魅力でしょう。
GPX ジェントルマン200
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著者プロフィール

青木タカオ 近影

青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。最新バイク情報をビギナーの目線に絶えず立ち返…